最近Bloodborneというゲームを始めた。

ペルソナ5Rをクリアし、その後はポケモンソードをプレイしている最中なのだが、コマンド式RPGを長時間プレイしているのでどうしてもアクションゲームをやりたくなった。

そういえば好きな実況者(けいじチャンネルや笑顔の時間)が何度もやりたくなるくらい面白い良いゲームだと絶賛していたし、もうすぐフロムの新作エルデンリングも出るということで、前から興味があったBloodborneを始めた。

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語りたいことは沢山あるが、どう言葉にして良いかわからない。

というか、ストーリーを追う余裕がない。

余裕がないなりに提示されるピースを良く咀嚼すると、ものすごおおおおおおおおおおおおおく後味の悪いストーリーを味わうことができる。

このゲームを作った人は性格が捻じ曲がっていると思う(褒め)。

今のところわかっている事を以下にまとめる。(自分もよく分かってないので、備忘録的なものとしている)

 

獣の病という、呪いなのか風土病なのか分からない何かが蔓延するヤーナムという街。獣の病に罹患すると、思考も見た目も獣のようになり、正常な人間を襲い始める。

獣狩りの夜、というイベントがヤーナムにはあったようだ。農具や武器を持った住人がぞろぞろと出て行き、獣を根絶やしにしようとした結果、最終的にはほとんどの人間が死、もしくは罹患して獣に成り果てた。

また、ヤーナムの街には、そんな獣を処理する狩人という存在が昔から暗躍していたようだ。

脈々と受け継がれたのか、死んでいったから補充されたのかはわからないが、主人公は夢の中で契約書を書かされた瞬間、ヨセフカの診療所というところで目覚めてすぐに獣狩りの任務を与えられる。

獣を狩る狩人以外にも聖職者という役職もあるそうだが、これはなんなのだろう。大聖堂というところで獣の病を治療するとかなんとか言っていたような気がするけども。

けれど、この大聖堂、とても胡散臭い。途中で旧市街というエリアを見つけたけれど、この獣の病の罹患者を閉じ込め火を放ったようだ。

今風に言うなら、ロックダウンして全員丸焼きにしたということか。酷すぎる。(やむを得ないか?)

旧市街にはガトリングをぶっ放してくる敵がいて、うまく進めない。今ここで躓いてる。。。

 

激ムズアクションと奇妙な設定とグロテスクな世界観が化学反応を起こして、死ねば死ぬほど面白い奇跡のゲームになっているように思う。

死にゲーの金字塔の一つと言われるBloodborneなので、死ぬことは全然いい。むしろ楽しくなってくる。問題は世界観だ。

19世紀のイギリスみたいな雰囲気のゴシックホラー(大好き)、グロテスクな雑魚敵(キモすぎて好き)、そしてBGMも相まって神々しさすら感じてしまうボス(まじで好き)。

沼る。

もう気がつけばBloodborneをやっている。

ボスの名前もカッコいい。

つい口に出したくなる。

聖職者の獣。

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ガスコイン神父。

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他はまだ知らない。

なぜなら死にすぎて進めてないから!!!!!!!!!!

でも、最初はボスまで辿り着けなかったのに辿り着けるようになり、ボスを半分も削れなかったのに削れるようになり、最後は倒すことができた。

聖職者の獣は倒すまでに3日かかったが、ガスコイン神父は5回死んだくらいで倒せた。おもろすぎる。

ガスコイン神父は多分(ほぼ確定で)狩人で、主人公の一つの未来を暗示してるんじゃないかなと思う。

獣を狩りすぎて、心が疲弊しすぎて、最後は自分の獣性に飲み込まれてしまう。

そうならないためには、どうしたらいいんだろうな。

獣とは対義語くらいの位置にあるはずの聖職者でさえ、獣になってしまうんだから。

 

まだまだヤーナムの冒険は始まったばかり。

楽しい〜〜〜!!!!!!!

 

 

YOASOBIのラブレターは、全ての"好き"を好きでいる人への応援讃歌だ。

YOASOBIのラブレターという曲がとても良い。

曲自体は三ヶ月ほど前にPVが解禁されていたけれど、僕はTHE BOOK2のEP(2021/12/1解禁)で聞いたので、ついさっき知った。

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この曲を聴くと、涙腺が壊れて涙がじわっと溢れてしまうくらいに全てが暖かい。

 

幾多りらさんの歌声は本当に素晴らしい。素朴で真っ直ぐな声の中に、柔らかさとしなやかさがある。

YOASOBIは国民的なアーティストだけれど、彼女の声がどこまでもニュートラルでフラットだからこそ、あらゆる曲に合わせ、乗りこなしてしまう力強さがある。

だから彼女の声はYOASOBIの楽曲毎のカラーを損なうことなく、むしろ純度を増してリスナーへ届けることができているようにも感じてしまう。

Ayaseさんの作る曲は、どうしてこうもカラフルなのか。彼の音楽を聴くと、僕の見る視界が捉える色が増えていくように思えてしまう。

焦燥感に駆られてしまう真夜中の黒も、どこまでも澄んでいくような爽やかな青も、僕は大好きだけれど、全てを包むような七色がラブレターにはあった。

パレードのような明るさも、自分の足で歩いていくんだと言うかのような力強いテンポも、不安感の中だからこそ見える一筋の光のようなスローダウンも、全てが愛おしくなるようなラストも、何もかもが輝いていた。

この3分30秒は、全ての愛しいものを愛し続ける人への応援讃歌のように聞こえてしまう。

YOASOBIはこの曲の中で音楽への純粋な愛を歌っているけれど、この音楽の部分を自分の好きなものに置き換えてもこの曲の芯の部分は変わらないだろうとも思う。

好きなものを好きと言うんだ。

好きなものを好きなまま、自分の足で歩いていくんだ。

そして、好きなものがいつまでも続いて、何処かで誰かを照らしていけばいいな。

自分がそうだったように。

そんな優しさと強さ、暖かさが沢山込められた素晴らしい楽曲だと感じた。

PVは泣きながら見てしまうくらいに素晴らしいので、興味があったら是非視聴してみてほしい。

YOASOBI「ラブレター」Official Music Video - YouTube

『この街でいまキミと』を聴いて

『この街でいまキミと』がとても良い。

クソ痛え感想文書くくらいに。

でも書きたくなっちゃったんだから仕方ない。

 

『この街でいまキミと』の何がいいって、もう出だしから終わりまで全てが最高だ。

いつも待ち合わせより 15分前集合
駅の改札ぬける ざわめきにわくわくだね

待ち合わせに遅れてくる人も多い中、待ち合わせより早く着いてしまう気持ちがとても素敵だ。

楽しみすぎて居ても立っても居られない感情、忘れたくねぇなぁ。。。という気持ちにさせてくれるくらい爽やかで甘酸っぱい。

駅の改札は楽しい世界の昇降口のようで、駅の外から聞こえる雑踏に心が弾む気持ちに、足取りも軽くなるんすよね。

僕は田舎の民なので、駅の外から雑踏が聞こえる=東京駅=ライブ=友達に会える、なのです。つまり心が弾む気持ち、本当によく分かる。友達にあいたいなぁ。最高。

 

どこへ向かうかなんて 気にしないであるいてく
いっしょに過ごすってこと それが一番大事だよ

どこに行けばいいか気にしなくていいのは、どこに行くかではなく誰と一緒にいるかが重要だから。過ぎゆくんじゃなくて、流れていくでもなくて、自分から『過ごす』ことが大切なんだって最近は特に思う。だからこそ、この歌詞が本当に刺さる刺さる。

その過ごす時間を楽しくするのもつまらなくするのも自分次第。ならどうするか。

 

未来の色はまだ ぼやけて見えやしない
ただひとつ分かるのは キミが キミが 好きだ

それは簡単なこと。大好きな人たちと一緒に今を過ごせばいい。

なんとなくの将来はイメージできる。いい歳なので、多分これから大変なことがいくつか待っているだろうし、しんどいことも多いだろうことは分かる。

けれど、僕は友人達と人生相談しながら、バカ話しながら、乗り越えられる気がしている。

だって、今までもそうだったから。

一緒に喜んだり、バカ言い合ってゲラゲラ笑ったり、ほんとに時々真面目な話をしたり。

そうやって辛い時を乗り越えてきた日々があるから、その時間が僕に確信を与えてくれる。

僕にとって大切なものを考えた時、一番最初に出てくるのは親友たちだ。

 

どんなときも踊るように 交差点こえていけ
押し寄せる人の波 するりすり抜け自由自在さ

交差点というワードセンスが愛おしい。交差点と言われてまず思いつくのは、すれ違う人々だ。

Liella!が進む道はLiella!にとっての正であり、Liella!の流れに抗う方向へ歩いている人がいても、それが間違っているわけではない。一人一人に正の方向があると思うのだ。

彼女たちがスクールアイドルという道を進む時、スクールアイドルが嫌いな人がいてもいいじゃないか。スクールアイドルに興味がない人がいてもいいじゃないか。彼女たちとその人は歩いていく方向が違うだけだ。目的地が違うだけだ。

前からも後ろからも、右からも左からも人々は押し寄せていく。皆んな自分がやりたいことへ向かって歩いていくのだ。そんな、多くの人々が"自分にとっての正の方向"へと向かっていく中ですれ違うこの場所は、言い換えるならばきっと"イマ"なのだろう。

そんな人混みを踊るようにするりすり抜ける足取りの軽さ。迷いのなさ。流されるでもなく、愚痴を言うでもなく、自分の目で見て、自分で動いて、自分の進みたい方へ軽やかに進んでいくLiella!の軽やかさと力強さがとても美しく思う。

 

キミは少し前の方で いたずらに笑ってる
ありきたりないまでも 最高の「いま」さ
この友情はかわらないよ

皆がそうかはわからないけれど、不意に思い出す楽しかった思い出は、意外とどうでもいい無駄話だったりする。

淡島神社の階段を登りながら天童君のゲスブロックの話してゲラゲラ笑ったり、不意に友達の家でやったなんじゃもんじゃゲームが僕の宝物のように、きっとそういうものが、最高の今なんだろうって思う。

 

答えのないことばっか ループしてずっと喋ってる
ペットボトルのしずく 指でもてあそびながら

理想的な、綺麗な答えが出るわけではないけれど、僕らは何度も考えてきた。答えが出ないどころか、胸が痛くなるようなことも考えたし、考えること自体が楽しい時もあった。

だけどやっぱり正しい答えなんて物はわからなくて。

友人と「俺はこうなんだけどお前は?」なんて話をいつまでもしている。

僕は、その時々で友人からの答えが日々変化していることが、僕自身の答えも日々変化していくことが、とても嬉しいんだ。

僕らはどんどん変わっていく。環境も、立場も、大切なものも。だからこそ、日々変化していくその時の答えを聞けることが、そして言えることが、本当に嬉しいんだ。

ペットボトルの雫はもう水溜まりになっているかもしれないし、ペットボトル自体がぬるくなってしまっているかもしれないけれど、それを飲み干してまた冷たい水を入れたくなる。

スーパースターを見ていると。

 

楽しい時間てさ なぜかあっという間だね
心は空っぽで はずむ はずむ ひかる

楽しい時間があっという間って言葉を聴くと、ちょっとだけ胸が痛くなる。悪い痛みじゃなくて、切なさと暖かさが伴った優しい痛みだけれど。

友達と遊ぶまでは仕事や人間関係、将来について、沢山たくさん悩んでしまったりするのに、友人と遊ぶと楽しすぎてその悩みから解放されたりする。なんの解決にもなっていないはずなのに、心は空っぽになったかのように軽くなり、また頑張れてしまう。

あっという間だと感じられるくらいに楽しい時間が心を満たすことで、居座っていた悩みを空っぽにしてくれるのかもしれない。

 

ゆるめのリズム踊るように 一秒ずつを遊べ

一瞬とか、季節とか、青春の1ページを鮮烈に切り取るような歌詞のようでいて、少し違う"一秒"。高校生活という三年はその一秒の積み重ねで出来ている。

緩やかというには早く、しかし確かに存在する時間を、焦るでもなく無為に過ごす訳でもなく『ゆるめのリズム踊るように』過ごすというワードをチョイスするのが素晴らしすぎる。

新設校の一年生なんだもの。飛ばし過ぎず、けれど丁寧に、些細なことも逃さないよう日々を過ごしてほしいな、なんて思ってしまった。

 

いつか手を伸ばしても 届かなくなる日がくるのかなぁ

車を運転しながら聴いていた時、この歌詞でふと目頭が熱くなった。この歌詞のおかげで筆を取ろうと思えた。

僕にとって一番楽しい時間は終わってしまったと思っていた。

ラブライブサンシャインの物語と共に駆け抜けた日々は常に100点満点中120点だったから。

今の日常がアベレージ80点以上だとしても、過ぎ去った120点の日々を時々恋しく思ってしまったりしていた。

歌詞を借りるならば、手を伸ばしても届かない日の中にいたように思う。

やっぱりなぁと半ば諦めた時に、明るくはっきりと聞こえた声に不覚にも泣いてしまった。

 

それでもいーんだ!

茜色に染まる空めがけて

大きな声でキミに約束するよ

この瞬間は永遠だって!

彼女たちは今この瞬間が楽しくて、楽しくて、仕方ないのかもしれない。だからこんなにも無鉄砲に、キラキラと歌えるのかもしれない。

僕だってそうだった。ずっと続くと思っていた。でもついさっきまで、ちょっと諦めていたじゃんか。

でも、それでも、この歌詞と歌声で、僕も"それでもいーんだ!"って思えるくらい楽しい時間を過ごせていたことを思い出せたから。

そして、また心が動き出せそうな予感を感じて、嬉しくて仕方がなかったから。

同じくらい楽しい時間が始まるような気がして、心がはずむ、はずむ。…光るかなぁ。

 

セカイはどこまで続いてゆくんだろ
分からないからキミといまだけを見てるよ

セカイがどこまで続いているのかなんて、僕もわからない。だけど、一人だと踏み出せない世界も、誰かと一緒なら意外と足取り軽く踏み出せることは知っている。

大好きな人たちと今を大切にすることで、それはいつか過去になって、未来へ踏み出す勇気に変わるから。

そう考えたら、今というのは未来と過去の交差点なのなもしれない。

 

どんなときも踊るように 交差点こえていけ
押し寄せる人の波 およいでゆこう この街でいま
キミは少し前の方で いたずらに笑ってる
ありきたりなことでも ぜんぶ特別さ
わたしたちずっと友達だよ

交差点を歩いていると何十人何百人とすれ違うけれど、その中で僕はすれ違うその人達の顔も名前も知らないし、覚えてもいないし、たまに肩がぶつかって気まずい思いをしたりする。

そんな街の中で、顔も、名前も、趣味も、好きなものも知っている笑顔の友人と一緒に歩いている今がたまらなく愛おしくなる。

 

この街でいまキミ達と、正直なんでもいいから遊びてぇよ。

『何』をするかも大事だけど、僕にとっては『誰』とするかがとても大事だから。

 

キミ達とすることはありきたりなことでも、全部特別なんだよ。

 

 

MELODYとLIKE IT!LOVE IT!が好きな理由を考えたら、優木せつ菜が好きだった。

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の3rdアルバムが過去一の素晴らしさ(異論は認める)なのだけれど、その中でも僕は優木せつ菜の『LIKE IT!LOVE IT!』が特に好きだ。

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爽やかなバンドサウンドと疾走感あるメロディ、フレッシュな熱さを持った歌詞の化学反応がどストライクなのだ。

思い返すと、2ndアルバムの中でもMELODYはトップクラスに好きだった。Love U my friendsも無限に好きだが、ソロ曲だとMELODYが好きだ。多分僕は優木せつ菜の歌に込められた想いや真っ直ぐさ、熱さが好きなのだと思う。

 

MELODY

MELODYの歌詞はポジティブでキラキラしている印象だけれど、その奥にはネガティブな気持ちや時間があったことが分かる。だからこそ、ポジティブな歌詞が輝いて聞こえるし、僕は胸が締め付けられるくらいに好きなのだと思う。

彼女の足元が揺らいでいたこと、それに不安を抱いていたこと、涙を流したこと、痛みを感じていたこと、向き合えなかったこと、真っ直ぐ伝えられなかったこと。

彼女は大好きの伝道師のように、とても輝く存在のように見える時があるけれど、多くの悩みを抱え、涙や痛みと付き合ってきた高校2年生で、だからこそ彼女の歌声にはある種の熱が宿るような気がしている。

『光が差し込んだ』ということは、それまで彼女の世界は暗かったということ。真っ暗闇に差し込む一筋の光は、光量は少なく弱いものかもしれないけれど、その先に輝く何かがあるという証明であり、走る足に力を込められる何よりの原動力なのだと思う。

CHASE!は"大事な気持ちを裏切っていた昨日までの日々"を抜け、"走り出したこの瞬間"の気持ちを叫んだ歌だけれど、MELODYはそんな過去を想いつつも、走り続けている歌だ。

つらい出来事があってもまた前を向けるのは、痛みが飛んでいくから。痛みが飛んでいくのは、笑顔が溢れてしまうから。溢れる笑顔の源にあるのは、心からの"好き"が彼女の中に満ちているから。

彼女は初志貫徹、好きを叫び続ける存在である。

LIKE IT!LOVE IT!

そんな彼女の最新曲『LIKE IT!LOVE IT!』。

もうタイトルからして好き度半端ない。叫びすぎでしょ。

LIKE IT!LOVE IT!の歌詞は、ひとつひとつの言葉が光の粒のように輝いて見える。多分、優木せつ菜の目に映る世界や想いを言葉に変換するのがとてつもなく上手いのだと思う。鈴木エレカさん、ありがとう。

真っ暗闇にいた彼女だからこそ、細い光の筋を追いかけたどり着いた世界は『彩り鮮やかな万華鏡』と例えてしまえるくらい最高に輝いて見えるのだとしたら、それはとても、とても素敵な事だ。

他人にとっての普通を、自分にとっての特別に変えてしまうのが"好き"という感情の本質だと思うから、やはりこれは優木せつ菜の言葉であり、感情であり、そこに嘘はないと信じきれてしまう。

そんなLIKE IT!LOVE IT!だが、テーマは当然変わらず"好き"について。そこはCHASEもMELODYも一貫していた。ではLIKE IT!LOVE IT!と以前の2曲との違いは何なのか。

僕は、この3曲は同じテーマの中で、誰に向けて歌っているか、誰のための歌か、という違いがあると思う。

CHASE!は自分の、MELODYは自分から空への歌だ。優木せつ菜にとっての空、僕は目標に近いなにか、現在地点の彼女にとっての"ゴール"のような何かだと思っている。言い換えるなら小さな夢の欠片だろうか。

だからMELODYでは空へ届け、届けと祈るように、叫ぶように歌っているのだと思っている。

LIKE IT!LOVE IT!にある『空の高さは自分次第で自由に変えていけるんだって気づいたのはキミのおかげだよ/もっともっとこの目で確かめたいんだ』というフレーズがあるのも、彼女の中でひとつの成長が感じられるようでとても嬉しく、楽しい。泣いてしまいそうになる。

LIKE IT!LOVE IT!は明確な"あなた"への歌だ。

あなたが好き!ではなく、あなたの好きを大切にして!という意味の、あなたへの歌。「ありのまま見せてよ君色」と対応させるならば、この曲こそがありのままの優木せつ菜の色だ。

CHASE!では『悩んだら君の手を握ろう』とあったが、LIKE IT!LOVE IT!では引っ張ってもらう為に手を伸ばすのではなく、彼女が引っ張る為に手を伸ばすのだ。

何があっても、彼女は好きの味方だ。

「無限大に広がる可能性を私が証明してみせるから」

「誰かが否定をしたとしても私は絶対味方だから」

「自分にしか描けない空だ!」

強く真っ直ぐな彼女の言葉に、思わず目頭が熱くなってしまうことがある。

彼女自身が"好き"を肯定されなかった真っ暗闇を知っているからこそ、彼女はあなたを"好き"で照らし続ける。

僕がLIKE IT!LOVE IT!で特に好きなのが2番のサビだ。

Ah, Like it! I like it!
響き合い重なるサウンド
その笑顔があまりにも眩しくて愛しい
I love it! I love it!
誰かが否定をしたとしても
私は絶対味方だから

僕は優木せつ菜の曲が好きだが、特に彼女の歌詞で綴られる、優木せつ菜の感性を通して見える世界の見え方が好きだ。

彼女のレンズを通すと、世界は好きでキラキラと輝いているから。

『彩り鮮やかな万華鏡/この世界があまりにも眩しくて愛しい』という2つのフレーズは正にその世界を不足なく表している素晴らしい歌詞だと思う。

けれど、そんなレンズを持つ彼女が『その笑顔があまりにも眩しくて愛しい』と歌う。

その笑顔をしているのは誰か。

それはあなただ。

あなたの笑顔が眩しいんだ。

あなたが眩しい笑顔を見せてしまうくらいの好きに溢れていることを、彼女は愛しく思うんだ。

この曲を聴いているうちに、そう思うようになった。

 

世界はそれほど綺麗ではないし、曲がった事だらけで、好きの気持ちだけでは上手くいかないことも多い。

そんなことは分かっている。

だけど、だからこそ、僕は好きの力を信じたいと思う。

僕に沢山の力をくれた高海千歌ちゃんが正にそうだったから。

優木せつ菜ちゃんを見ていると、涙が出そうになるくらい強くて、脆くて、純粋で、綺麗で、真っ直ぐだから。

そんな彼女を応援したいと心から思えてしまうから。

まだ分からないけど、僕は多分優木せつ菜が好きなんだと思う。

きっとまたAqoursに会える

喉が潰れるくらい声援を送ったことも、涙腺が壊れたんじゃないかってくらい涙が流れたことも、本気で自分じゃない誰かの成功を願ったことも、心の底からこの歌詞は自分のことだと思えてしまうくらい(烏滸がましいけれども)の感情を受け取ってしまったことも、僕は覚えています。

目を瞑ると思い出せるそれらの記憶は、その一つひとつが僕にとっては最高の財産です。

大切なことの多くをAqoursに教えてもらった。僕が知らない僕を、Aqoursに気付かされた。

おそらく多くの人が、全部ではなくとも、むしろもっと沢山、そう思っているんじゃないかと思います。

 

Aqoursを追いかけるファンは素敵な人たちばかりで、やっぱり真剣な人達がつぶやく真摯に向き合った言葉の輝きは、僕にはとても美しいと思えてしまって。

ドームツアーは中止になって、痛いくらいの正論や水掛け論が横行し、暗く重い空気に押しつぶされそうになっていたけど、やっぱりそんな中でも美しいものは存在していて、それらはAqoursの多くのファンの、一人ひとりの中にあるのがとても素敵なことなんだと思えてしまうんです。

 

"誰か"じゃなくて、"あの界隈の人達は"じゃなくて、比べることはしないで、一人ひとりの胸の内にある素直な気持ちは例えどんなものでも大切にするべきで。

 

その気持ちに従って、体調に気をつけながら、出来ること、やるべきこと、好きなことをやって行ければいいなぁって思います。

 

嘲笑う為にSNSをやっている訳じゃない。

嘲笑われる為にSNSをやっている訳じゃない。

僕はAqoursが好きで、同じものが好きって気持ちで繋がった人達の中にある綺麗なものが好きで、Aqoursと、そんな人達と、笑顔で楽しい時間を過ごしたいだけ。

 

Aqoursの言葉から、強い気持ちを感じる。

公式のアナウンスから、強い意志を感じる。

ファンの呟きから、切実な願いを感じる。

全方位の人達が、今も諦めずに楽しい時間を作ろうと頑張っている。

 

そんなコンテンツだから、僕は疑う余地もなく"きっとまたAqoursに会える"と信じきれてしまうし、いつか来るその時のために沢山の楽しみな気持ちを貯めに貯め込んで、Aqoursと、オタクと、また最高の「I live, I live Love Live! days!!」がしたい。

 

あなたはどうですか?

あなたは何が楽しみですか?

 

世の中そんなに甘くないし、簡単に事が運ぶことなんてないけれど、それでも僕は楽しい明日を信じて、そんな明日になるように前に進んでいたいんですよね。

それが、僕が千歌ちゃんから学んだことだから。

 

あなたが呟く"楽しみ"が、きっと誰かの暗くなった心を照らす気がします。

 

LOST WORLDも楽しみですね!

‪虹ヶ咲‬&DECO*27の最新曲「無敵級*ビリーバー」をチェックしよう。

‪虹ヶ咲‬学園スクールアイドル同好会に所属する中須かすみが歌う「無敵級*ビリーバー」は、作詞:Ayaka Miyake、作曲:DECO*27 、編曲:Rockwellという布陣で制作された。

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大きな隆盛を見せたボカロシーンを常に最前線で牽引してきたDECO*27が、ラブライブの楽曲に参入してくると判明した時の驚きは筆舌に尽くし難い。それくらいに心が踊り、期待に胸が膨らんだ。

 

無敵級*ビリーバー

無敵級*ビリーバー

  • provided courtesy of iTunes

 

この曲の凄いところはどこだろう。

私の所感だが、それは純度100%の中須かすみの楽曲であり、しかしまた純度100%のDECO*27の楽曲であると思えてしまうところだった。

作曲者のDECO*27と、DECO*27の楽曲を数多く編曲してきた相棒であるRockwellは、楽曲の中に弾けるような輝度と疾走感を、4分間の中に溢れんばかりに詰め込んでくれた。

しかし、中須かすみの楽曲だと100%思えるためには、どんな言葉で何を歌うかにかかってくる。作詞のAyaka Miyakeの素晴らしさは‪虹ヶ咲‬の各ユニット曲の歌詞からひしひしと伝わってくるが、やはり今回も例に漏れず素晴らしい言葉選びだった。

 

DECO*27の楽曲は、愛言葉やキミ以上、ボク未満、そして妄想代償感傷連盟や弱虫モンブランのような、愛や恋の清濁を描き続けてきた。

また、夜行性ハイズの一節「死にたい 消えたいも異常じゃない」のような、弱い心の部分を受け止める描写も強く印象に残っている。

チョコレートのような"甘い部分とビターな部分のバランス"が、私にとってDECO*27をDECO*27だと認識する大きな要因となっているのだ。

 

ラブライブは、高校生が部活動としてスクールアイドル活動を行う日常を描く物語であるが、その中でも虹ヶ咲‬は他作品と違い、個々のメンバーの切磋琢磨がひとつのテーマになっている。

そんな特色の作品の中で、中須かすみは「可愛い」へ向ける気持ちが人一倍強い女の子なのだが、しかしそれは高慢で自意識過剰的なものではない。

彼女の周りには、可愛く、美しく、強く、熱く輝く8人のメンバーが居て、そんなメンバーたちに負けないよう、自分の可愛さに磨きをかけているのが中須かすみなのだ。

彼女が言う「可愛い」は、自分の可愛さを信じて疑わないというより、周りに負けたくない気持ちと、不安な気持ちを打ち消すために自身に言い聞かせているようなニュアンスが含まれているように思う。

無敵級*ビリーバーのMVは『鏡の前に立ち、笑顔の魔法をかけることで、中須かすみは最強に"可愛い"中須かすみへ変身できる』という内容だが、不安や自分の不甲斐なさ、不器用さをきちんと認識しながらも、それでも笑顔の魔法で可愛くなりたいと願う少女の胸の内が、先述した輝度と疾走感の中にブレンドされているのだ。

この愛おしさが溢れて止まないスウィートとビターのギャップこそが中須かすみであり、そしてDECO*27の作風にとてもマッチする大きな要因なのだと思う。

 

中須かすみの輝きはあまりにも眩しく、思わず目を細めてしまう時があるけれど、しかし彼女のビターでほろ苦い部分が、細めた目をもう一度開かせてくれる。より彼女のことを見ていたい気持ちにさせてくれる。

そして、彼女は歌う。

この世界中の全員がNoだって言ったって

私は私を信じていたい

しかし、世界中の全員が貴女をNoだと言うことは、きっと有り得ない。

なぜなら、私の周りには貴女を心の底から応援している人で溢れているから。

中須かすみが中須かすみを信じることで不安を吹き飛ばす無敵な気持ちになれるのが"無敵級*ビリーバー"なのだとしたら、そんな中須かすみを信じるファンは、より貴女を輝かせる存在なのだと思う。

 

アイドルが輝き、ファンをトリコにし、そのファンの声援がアイドルをよりアイドルたらしめる。

中須かすみは今、正真正銘アイドルをしている。

 

是非一度、無敵級*ビリーバーを聞いてみてほしい。

Official髭男dismのススメ

スマッシュヒットを連発しつつビルボードランキングで1位を獲得するなど、2019年は目覚ましい活躍を見せたOfficial髭男dism。

彼らの音楽は、酸いも甘いも寄り添ったラブソングから苦渋に満ちた日々を生きる人への応援歌など、その振れ幅はとても広く、深い。

耳馴染みの良いポップソングの中にブレンドされた"優しさ"と"不甲斐なさ"、そして"強さ"と"繊細さ"を、このプレイリストで是非とも堪能してほしい。

 

 

ヴァイオレット・エヴァーガーデン第11話 感想

してきたことは消せない。

でも、君が自動手記人形としてやってきたことも、消えないんだよ。

傷口を抉りながら自問自答を繰り返し(1~8話)、ようやくひとつの答えを見つけ(9話)、その見つけた答えをみちしるべに、『大切な人を失う』という似た境遇(ヴァイオレットは過去形、アンは未来形)の親子の想いを死の別離から守り抜いた(10話)ヴァイオレットが歩む次の一歩は、しかしまた戦場に向いていた。

11話を見た時、どうにもこの展開が腑に落ちなかった。

どうして、火傷を抉り、自分の闇と向き合い、ようやく戦争の兵器でも軍の犬でもない"ただの"ヴァイオレット・エヴァーガーデンとして歩き始めたのに、また彼女は戦場に向かわなければならなかったのか。

その理由について考えているうちに、この第11話はヴァイオレットにとってどのような意味を持つお話だったのかが見えてきました。

未だ消えない戦火

今回の11話は、廊下のヴァイオレットが社長室のホッジンズとカトレアの話を聞いてしまうというシーンから始まります。

そこで語られるのは、『戦争はまだ完全には終わっていない』という事実。

終わったはずの戦争を継続したい過激派と、穏健派が争っているんだ。

世の中には、戦争なしでは生きていけない人種もいるのね。

今回の話の核となるのは、この会話だったように感じます。

 ヴァイオレットは戦争なしで生きていけなかった自分を変え、戦後を自分の足で歩いていけるようになった。その道のりは決して容易ではないけれど、確かに彼女は変わることができました。

しかし、世の中には戦後に適応せず戦争を続けようとする人たちがいて、撒き散らされる武力、暴力により、今も命が消えていく。

この世界は戦争・戦後という不干渉の二層構造ではなく、一枚の絵画に垂れた絵具のシミの様に戦火は広がり続け、大切なものが奪われ続けているのです。

 ヴァイオレットだからできること

届かなくていい手紙なんてない。

9話のローランドから受け取ったこの言葉はヴァイオレットの中で優しい灯火となり、自動手記人形としての道標の一つとなっています。

しかし、今回の依頼で向かうのは未だ戦争が続くクトリガル地区。

『戦後』を渡り歩く自動手記人形は『戦争』の地へ行くことができない。だからホッジンズは依頼を受けないことを選びました。

しかし、ヴァイオレットはホッジンズの指示なしで依頼を受けることを選び、戦地へと赴きます。

命令によって簡単に人の命を奪うのに、命令がなければ食べ物を食べることもできなかった『少佐の犬』が、指示ではなく自分の考えで行動に移すことができるようになったこと。

そして、銃弾が飛びかう戦地に迷いなく飛び込み、命の危機に晒されることなく依頼を遂行できること。

この二点を満たす今のヴァイオレットならば、戦場で戦後の道理を通すことができるのです。

贖罪のモチーフとして描かれてきた、人を殺め続けた両腕が、ここにきて彼女を支えるもう一つの力として描かれている。

今回のお話は、ヴァイオレットのもう一つの側面が『償い切り捨てるもの』ではないことを伝えたいのだと思いました。

戦後の先輩・戦場の同僚

依頼場所であるメナス基地は戦闘は激化し、その場所へ向かうことがそもそも難しい。

そこでヴァイオレットはメナス基地近くの運送会社を頼ります。

ライデンシャフトリヒから来た?!

道理で薄着なわけだ。

ヴァイオレットに紅茶とコートを渡す凄腕パイロットのイライアスはベネディクトと同じ配達人ですが、彼の『凄腕の操縦技術』はどこで培われたのかは想像に難くないでしょう。

彼は戦場で培った技術を用いて戦後を生きているヴァイオレットの『先輩』にあたるのではないでしょうか。

しかし、冒頭でも語られたように、 誰もがイライアス(やホッジンズ)のように戦後に適応してきたわけではありません。

メナス基地のエイダン達穏健派の命を奪う弾丸は洗練されていて、あまりにも無駄がなく、当時のヴァイオレットのように淡々と命を奪い続けています。

エイダンを救うべく間に割って入ったヴァイオレットを見て即座に撤退した過激派の彼らは、文字通りヴァイオレットの『元同僚たち』でした。

しかし撤退によって彼らが野放しになることを想像すると、戦後の世界に落とす陰が大きい気がします。彼らが後の大きな話の主軸になるのでしょうか。

彼女にはできないこと・彼女にしかできないこと

今回のお話は、「ヴァイオレットだからできること」にフィーチャーした話作りですが、それと同時に、「できないこと」も如実に語られます。

メナス基地への侵入経路の画策、飛行機からの降下、足場の悪い雪山での高速移動、銃を持つ兵士の無力化など、兵士として過ごしてきた経験によって、彼女はエイダンの窮地を救いますが、しかし傷を癒すことはできない。

死がエイダンの命を奪うまでの間、彼女にできることは今まで通りたった一つ。

目の前の人の「大切な思い」を掬い上げること。ただ、それだけでした。

前回の10話は、病による死から母の愛を守るものでした。誰にも、何もできない寿命というタイムリミットの中で、50年分の愛を死から隔離し、娘へと還元していく。ヴァイオレットは自動手記人形として、その時自分ができる最高の仕事を遂行することができました。

言ってしまえば、今回だって起こった事象は同じはずです。しかし、10話と11話では明確な違いがありました。

それは『ヴァイオレットなら救えたかもしれない』ということ。

戦場で多くのものを奪う炎は、戦後は掬い上げた想いの手紙を照らす灯りになる。

しかし、今のヴァイオレットならばできるかもしれないのです。

人の命を奪うことなく、燃え盛る炎を操ることが。

 

彼女の銀の腕は、命を奪ってはいけない。

銀の腕は『思いを掬う』為のものだから。

けれど、今の彼女ならば『命を救う』為に使えるのではないか。

 

そう思えてならないのです。

 

未だ終わらない戦争について、重く、暗く描かれた今回ですが、けれどやはり、忘れてはならないのです。

自動手記人形という職種が重宝されている世界を。

誰かに思いを伝えたいと依頼に来る依頼人が後を絶たないことを。

 

明るい戦後の世界を自分の足で歩いていけるようになったヴァイオレットならば。

暗い戦場を自分の足で歩いていけるヴァイオレットならば。

ヴァイオレットだからできることが、いや、ヴァイオレットにしかできないことが、きっとあるのではないでしょうか。

 大仰な願い・切実な願い

亡くなったエイダンの思いを手紙に変えて、彼女は彼の家族の元へと向かいます。

死を伝える役を請け負ってしまった彼女は、それでも家族から「ありがとう」を渡されます。

しかし、彼女は謝ることしかできない。

 

できないことがあって、その所為で救えない命があった。

できることがあって、そのお陰で掬えた思いがあった。

 

戦争の兵器を否定し自動手記人形を肯定したけれど、結局はどちらもヴァイオレット・エヴァーガーデンという一人の少女の一側面でしかなく、どちらともきちんと向き合えた今、彼女は双方の側面と正しく向き合える段階まで来ている。ように思います。

 

そんな彼女が目指す場所。

それこそが『もう誰も死なせたくない』という大仰な、けれど切実な願いなのではないでしょうか。

 

どこまで行っても、彼女は戦争からは逃げられない。

けれど、この戦争を超えた先に、きっと『愛してる』を探す旅の答えがあると思います。

Aqours4thライブ配信ありがとう!

彼女たちがキラキラと輝く姿は、「僕も彼女たちのように輝きたい!」という欲望をくれる。

その欲望は、努力の燃料として僕を動かしてくれる。

彼女たちに依存していると言われればそれまでだけれど、それでも、一歩も動けなかったやつが一歩踏み出せたこと、きつい辛いと立ち止まってしまった時に「もう一歩だけ踏み出してみようかな」と思えたこと、過去の自分を振り返った時、少しだけでも前に進めていたんだなと思えたことは、動機が何であれとても素敵なことだと思っている。

僕は今まで、そうして何かを頑張ってきた。

 

ここ数年はその繰り返しだった。

 

本当なら、僕はAZAELAのライブでAmazing Travel DNAしていたはずで。

PERFECT WORLDでは親友と最高の思い出を作っていたはずで。

それらでもらった活力で、また日々を頑張っていたはずだった。

だけど、コロナ禍により相次ぐ中止。

「そうだよな。しょうがないよな。」

この一言で、僕は自分の心に麻酔をかけていたように思う。

どれだけショックでも、時間は止まることなく進んでいく。

なら、僕は自分にできることをするしかなくて、無心で目の前にあるタスクをやり続けた。

 

そうして過ごした3ヶ月、心は悲しくも寂しくも楽しくも嬉しくもなくなった。

 

だけど、改めて見たAqoursの4thライブに僕は心踊り、ボロボロに泣き、リモートで連番した友人と「また頑張って、もっと素敵になって、Aqoursに会おうぜ!」と言いあって通話を切り、今Aqoursに会えない寂しさで胸が苦しくなっている。

 

僕はやっぱりAqoursに会いたい。

Aqoursの歌を聴きたい。ダンスを見たい。

コロナ禍をやり過ごすために無痛を選んだけれど、やっぱり僕はAqoursに会えない寂しさを感じていたい。

 

思い返せば、友人と肩を組んでThank you, FRIENDS!!を歌った4thライブの時から、何一つだって変わっていなかった。

消えないでって呟きながら

もっと先へ飛び出すんだ

Thank you, FRIENDS!!-Aqours

 

見たくないものを見ないようにして、大切なことまで見えなくなるより、見たくないものを見てでも、大切なものは離さず大事にしていたいな。

 

Aqours Back IN 4th LoveLive!~Sailing to the Sunshine~」のおかげで、大切なものを再確認することが出来ました。

 

ラブライブ公式さん、配信してくれて本当にありがとうございました。

 

 

 

 

Aqoursに会いたい。

オタクに会いたい。

会場で会おうね。

一見悪徳に見えて、ただラブライブサンシャインを勧めるだけのオタク

こっちこっち!

久しぶりだね。元気だった?

はは、そっかそっか。え?話は何かって…?

そんな邪険にしないでさ、お茶でもどう?

 

店員さん!

僕はオレンジジュース。

君はコーヒーでいいかな?

 

まぁ時間ももったいないし、単刀直入に聞くけど。

 

君のこころ、最近輝いてる?

 

 

 

あれ?身構えちゃった?

 

実はここだけの話。

僕さ、輝きをね、見つけちゃったのよ。

だから君におすそ分けでもと思ってね。

 

 

大丈夫大丈夫!

 

合法だから!!!

 

それはね、見るだけでちょっと前向きになれて、色々頑張れちゃうんだよね。

だけどさ、ずっと頑張りすぎると疲れちゃうよね?

だから年に数回みんなで集まって、輝きを高め合うのよ。

そうすると、また数か月めちゃめちゃ頑張れちゃう。その繰り返しなんだけど。

 

君は活力に溢れ、仕事では成果を上げまくり、趣味ではより楽しめる体になるってワケ!

 

え?依存症の心配?

はっはっは!

 

摂取しても体には残らないよ。

だけど、君の胸の奥にずっと残って、心に火を灯し続けるかもしれない。

 

人生観を変えてしまうかもしれない。

 

なんてね。

 

 

僕はこれに出会って、実際少しずつ変われてる。

ほら、僕の顔を見て?

輝いてるでしょ?

 

ちょちょちょ、離れないで!

 

まぁ、百聞は一見に如かずって言うし。

とりあえずちょっとこれ見てよ。

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Sailing to the Rainbow

 

んん可愛い!!!!

 


ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 5th LoveLive! 〜Next SPARKLING!!〜 Blu-ray & DVD 【ダイジェスト】

 

おススメは7:25から7:56。

んんパラソルになっちゃう!!!

 

ふぅ・・・。

 

ラブライブ!サンシャイン‼、名前は聞いたことあるかな?

今ちょうど厚生労働省とコラボしてるよ。ちゃんと手洗いうがいしてね。ぴっかぴか!

 

ラブライブサンシャインってのは、輝きたくて頑張る女の子の物語なんだ。

美少女アニメだと侮るなかれ、見るだけで彼女たちの輝きに魅せられて、君も輝きたくなっちゃうと思う。

 

主要人物は9人のAqoursってグループなんだけど、皆それぞれ内面に抱えるものがあるのよ。

何かに夢中になりたくて、だけど心からやりたいものに出会えなくて燻っている子や、ずっと頑張ってきたのに頑張りすぎるあまり足元が見えなくなった子、何でもできるけど自分が心から望んだことだけはできないでいた子…とかね。

 

そんな子たちが本当にやりたい事を探して、走り出して。

困難にぶつかって、沢山の想いを繋いで、輝きを探す物語なわけ。

 

あ、興味湧いてきた?

 

ンン~!!!

イイ~ね!!!

 

分かった分かった!焦らないで。

どうすれば見れるのかって?

おっと僕としたことが、大事なことを伝えていなかったね。

安心して。

君はもう必要な二つを持ってるのさ!

 

ひとつは君が今その手に持ってるSmart Phone。

もうひとつは動画を見れるだけのネット環境。

そしたらYouTubeへGOだ!

 

ね、簡単でしょ?

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輝き供給装置(嘘)

洗脳装置じゃん。。。

 

今から三問、質問をするね。

YESかNOかで答えてね。

 

君は、何かを頑張り続けて、やり遂げたことがあるかい?

 

頑張り続けることを諦めて、辞めてしまったことはあるかい?

 

本気で打ち込める何かと、出会ったことがあるかい?

 

ひとつでもYESがあったのなら、このアニメは君の心を熱くさせるだろう。

ひとつでもNOがあったのなら、このアニメは君の心を熱くさせるだろう。

 

きっと、何かをやりたくなる。

そのときは、君の心に従って。

もしその時が訪れたなら、僕は全力で君を応援するよ。

 

 

 

 

ラブライブサンシャイン全二十六話からおススメの5話を選ぶの無茶すぎてヤムチャになった。ヤムチャしやがって・・・

 

雑記ってのはまとまりがない文章を書き連ねることであって、文章を雑に書く事ではない(自戒)