斉藤朱夏とハヤシケイの魅力について全力で語ってみた。【手つかずの明日へ、未来に向けた約束】

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斉藤朱夏の魅力

斉藤朱夏というアーティストの一番の武器は、素直で伸びやかな、真っ直ぐな歌声だと思っている。

滑舌が良くハッキリと聞こえる言葉、力強さを抑えつつもか細くならないファルセット、顔やミュージックビデオを見なくても伝わる感情表現(見なくても伝わるけどMVはマジで見て)。

彼女の歌声は、他のどんなものよりも彼女自身を表しているように思う。

それくらいに僕は彼女の歌声に絆されている。

ハヤシケイの魅力

ハヤシケイというアーティストの一番の武器は、壁にぶつかった時の苦悩、後ろから追い抜かれた時の苦しさや焦りを感じて挫けそうになる弱さと、それでも立ち上がり、また走り出そうとする優しくも力強い歌詞を書くところだと思っている。

しかしハヤシケイの魅力は作詞だけではない。ほろ苦くも胸が熱くなる歌詞を乗せるバンドサウンドが、とても、とても爽やかで疾走感があるのだ。

彼がどんな気持ちで、何を感じて楽曲の作詞をしているかは僕には分かりようもないけれど、それでも、心の弱さを歌う彼の楽曲は僕の弱さに寄り添ってくれて、そして弱さを受け入れて走り出す歌詞によって、僕の心の手を引いて、一緒に走ってくれる。

僕は学生時代に何度も彼の楽曲で心を奮い立たせてきた。

僕は、彼の音楽が大好きだ。

 

おススメ曲を聴いてくれ

ハヤシケイの『素敵な歌詞』を、『爽やかで疾走感のある曲』に乗せて、斉藤朱夏が『素直で伸びやか』な歌声で、真っ直ぐ聞き手に『感情』を届ける。

斉藤朱夏とハヤシケイ』は『鬼と金棒』…否、『鬼と鬼』なんですよね…。

ここからは『アーティスト・斉藤朱夏』の楽曲の中でも特にお気に入りのものを数曲ピックアップし、感想をつらつらと書いていきます。

ただ、これだけは本気で言いたいのですが

彼女の楽曲はマジで全部良い。

レビューを読んで、気になる楽曲があったら聴いてみてほしい。

そして、興味が出たら是非とも他の楽曲にも手を伸ばしてみてほしい。

彼女の楽曲は全て、AppleMusicで聴くことが出来ます。

 

斉藤朱夏のおススメ曲

※歌詞は引用部分に、アンダーライン、斜体で表記しています。

ことばの魔法

作詞:ハヤシケイ(LIVE LAB.)

作曲:ハヤシケイ(LIVE LAB.)

この楽曲は、『斉藤朱夏の力強さ』、そして『斉藤朱夏の真っすぐな感情』を感じることが出来ます。正直、僕はこの楽曲が『くつひも』の中で一番好きです。

優しく、ゆったりと始まるこの曲は、どんどんと力強くなっていく。

聞き手にこの曲のメッセージが『伝われ』と、『届け』と、胸の奥を鷲掴みにされて揺さぶられるような感覚に陥ってしまう。それくらいにメッセージ性が強い楽曲となっています。

 

斉藤朱夏が、そしてハヤシケイがこの曲で伝えたいメッセージ、それは

「『ことばの魔法』とは何なのか」

ということ。

 

三回あるサビの後半で、斉藤朱夏は力強く、優しく、自分自身も噛み締めるように、私達に教えてくれます。そしてそのメッセージの一番の核になる部分は、この曲の『最後の一行』に集約されていくのです。

 

『ことばの魔法』とは、

溢れ出す喜びも 押し寄せる悲しみも

ひとりきりじゃ抱えきれないくらい増えてく

そういうものを分かち合う魔法

であり、

空の果てより広く 海の底より深い

ドアの向こう側 見たこともない景色

そういうものに出会う鍵

であり、

特別なチカラは要らないよ

誰もが持ってる 言葉の魔法

なのだと。

 

嬉しいことがあったり、悲しいことがあったり。

生きていれば、沢山の出来事が起こります。

想いが溢れて止まらなくなった時、その人は大事な人に『伝えたい』と思うのでしょう。

そして、思うだけでは伝わらないから、『言葉にしたい』と思うのでしょう。

 

本当に素敵な楽曲です。

是非、一度聴いてみてください。

ことばの魔法

ことばの魔法

  • provided courtesy of iTunes

 

リフレクライト

作詞:ハヤシケイ(LIVE LAB.)

作曲:ハヤシケイ(LIVE LAB.)

斉藤朱夏とハヤシケイが噛み合う二つ目のポイントがこの曲でよく表れているなと思い、ピックアップします。

ハヤシケイは爽やかで疾走感のあるバンドサウンドが良いと書きましたが、彼のボカロ曲である『アイラビューアイニジュー』のような、ボーカルの可愛いメロディラインとノリの良いバンドサウンドの組み合わせも凄く良いなと思っていて、それがまた斉藤朱夏に合うんですよ。

だけど、曲の雰囲気だけではなくて。

斉藤朱夏の笑顔溢れる明るい性格と、その笑顔の裏で沢山悩んだり考え込んだりする性格と、でもやっぱり明るくいようとする彼女のスタンスが、このリフレクライトとばっちり噛み合っているんです。

僕ら生まれた時から泣いていたから

その分笑いたいと思うのかなあ

背中に羽根が最初から生えてたら

空に憧れたりなんかしないでしょう

のように、少しビターな味わいの歌詞を明るいサウンドの中で歌いあげつつ、サビは

君を照らし『たい』 願い込めた『ライ』ト

だけどひとりじゃ自分の色も分から『ない』

だからそばにい『たい』

『太』陽と月み『たい』に

君がいるから僕も輝けるとか

ねえ 君もそんな風に思ってくれたなら

ああ 世『界』は素晴らしい!

と軽く韻で遊ぶんです。

素晴らしいのはあなた達です。まったく。

 

しゅかしゅーの楽しい一面、そして斉藤朱夏の真剣な一面。それらを過不足なく、丁度良く、鼻歌を歌いたくなるような楽しい音楽にのせて届けてくれる。

ああ、この曲は素晴らしい!

是非、一度聞いてみてください。

 

リフレクライト

リフレクライト

  • provided courtesy of iTunes

 

パパパ

PVを見てくれ。超かわいい。しゅか・・・。

※マジモンのオタク語りになるから注意してくれ!


斉藤朱夏 『パパパ』-Music Video-

パ行の法則(名前を勝手につけました)をご存じだろうか。

『パ・ピ・プ・ペ・ポ』は歯切れが良く、耳にも残りやすい音なのです。

グリコはそれを狙ってパピコプリッツ、ポッキー、カプリコ等々、パ行を気に入って使っているそうな。

つまり何が言いたいかと言うと、『パパパ』は最強という事です。(?)

 

信じるか信じないかはあなた次第

 

 

 

 

作詞:ハヤシケイ(LIVE LAB.)

作曲:ハヤシケイ(LIVE LAB.)

パパパのバンドサウンドはとてもバランスが良くて、斉藤朱夏の歌声がとても良く映える。だけど、バランスがいい=お行儀がいいというわけではなくて。どの楽器も遊び心に溢れていて、それがパパパに彩りを与えているように思います。

斉藤朱夏とハヤシケイだけでもカラフルなのですが、各楽器が生き生きと演奏することによって、楽曲に『つや』が出ているように感じるのです。

曲が始まった瞬間のパッパッパードゥビドゥパッパーの直後に滑り込んでくるベースの存在感と遊び心はもちろん、トランペットの音はまるでトランペット自身が『パッ』と喋っているようだし、個人的に一番好きなのはピアノ!

ベースやトランペットの音に隠れがちなのですが、ピアノはダンスのステップのような軽やかな音を奏でながら、しかしそれでもパパパをきちんと支えつつ、あるポイントで遊ぶように跳ねるのです!

僕的聴きポイントは

Mm(ミリメートル)単位だって枝葉伸ばしてこう

の「枝葉」のところ。

本当に葉っぱが芽吹くような音がするんです。

ぴょろーんって。(語彙無しwww)

聴けばわかる!今すぐ聴いてくれ!頼む!

そして何て表現すれば良かったか教えてくださいwwww

 

まだまだ好きなところがあります。

斉藤朱夏のくつひも収録曲「あと1メートル」で、彼女は

あと1メートル 君の家が遠ければ

そんなことを願ってしまう帰り道

話したい事全部話すには

短すぎる夕暮れ

あと数センチ 例えば背丈が伸びたら

君が見ている世界が少しは少しは知れるかな

背伸びすれば近づける距離がどんな壁より高い

と歌っていますが、この曲の女の子が

Mm(ミリメートル)単位だって枝葉伸ばしていこう

何千km(キロ)先からでも分かるくらい

そしたら見て見ぬふりなんてさせない

って歌っているとしたらめちゃめちゃ可愛くないですか?!

いや、『あと1メートル』と『パパパ』が同じ世界という確証はないのですが(笑)

 

あとはPVについて語っておきたいですね。

個人的PVの見どころは『ダンサーの中にあっても動きがキレキレでつい目が追ってしまう本ダンスのしゅかしゅー』と『ラストの方でダンサーと微妙にハイタッチがずれているしゅかしゅー』です。どっちもめちゃめちゃしゅかしゅーっぽくて『最かわ(最高に可愛い)』です。対戦お願いします。

 

パパパについて書くと、内なるオタク(微塵も隠れてない)が荒ぶってしまうのですが、それは

あふれ出す気持ちは抑えようもないんです

最初からそもそも抑える気が無いんです

それもこれも全部君の仕業だし

ということです。

是非、一度聴いてみてください。

パパパ

パパパ

  • 斉藤 朱夏
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

ハイタッチ

作詞:ハヤシケイ(LIVE LAB.)

作曲:ハヤシケイ(LIVE LAB.)

アーティスト・斉藤朱夏の楽曲の中で、一番大好きな曲です。

初めてこの曲を聴いた時、「あぁ、僕の大好きなハヤシケイの楽曲を、大好きな斉藤朱夏が歌ってる」と思って、不意に目頭が熱くなったのを今でも覚えています。

 

僕らが触れる事が出来るのは、僕らだけの手つかずの明日。

誰かが僕を明日へ連れていってくれるわけでも無ければ、逆に明日へ向かう誰かの手助けをできる訳でもない。

それは当然の話です。

だけれど、僕だけが僕の明日に行けるとして、貴方だけが貴方の明日に行けるとして、それでも今この瞬間に、僕らはいます。

だからこそ僕らは、明日に向かう今この瞬間に『高くハイタッチ』をするのでしょう。

皆が一人ひとりの手つかずの明日に向かうために。

たくさんの明日を積み重ねて、いつか笑顔で出会う日を目指しながら。

 

立ち止まってしまってもいいんです。

歩き出すためのスタートピストルを、何度でも鳴らしていきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁ僕チケット無いんですけどwwwwww(泣)