♯13「私たちの輝き」感想

こんなに綺麗な最終回を見たのはいつぶりだろう…。

これが見終わった時の感想でした。

今までの話は、見終わった瞬間から千歌が○○で、ここのシーンが○○で~と感想をTwitterに投げていくのですが、今回は見終わってからもずっと暗くなった画面を見つめて呆けていました。

本当に感動する舞台や映画を見終わった後に、拍手するのも立つのも忘れてただ余韻に浸っていた時のあの感覚。自分の受け止めることが出来るキャパを超えた、制作陣、演者の熱量をぶつけられたあの感覚でした。

 

ここで一つ、どうしても書いておきたいことがあります。

正直最終話イマイチ…という方々がいるのも知っています。自分できちんと最終話と向き合って、考えてそう思ったのなら、私はその意見は尊重します。(肯定は出来ませんが。)

しかし、まわりの声やコメントに流されて低評価を口にしているのであれば、それはもったいないことです。こんなに面白い作品の魅力に気が付かないなんて!という押しつけがましいもったいなさではありません。

考えない事がもったいないと言っています。

考えることって超楽しいと思うんです。

自分の心に刺さらなかったのであれば、なんで刺さらなかったんだろう。

感動したのであれば、どこのシーン、ポイントに感動したんだろう。

一旦考えてみるべきです。(上から目線のようですいません…)

その考えた結果が、つまるところ周りに影響を受けていない自分の答えになると私は思います。

 

 

 

 

つってな

 

正直私の感想を見てくれる方々はラブライブサンシャインが大好きな方しかいないと思うので、無駄な文章になってしまった感は否めませんね笑

駄文すいません。

 

では、遅くなりましたが最終話感想です!今回は笑って見終えることが出来ました!!(泣いてないとは言ってない。むしろ号泣。)

今回は9個のトピックスです!

※歌詞については斜体、太字、アンダーラインで表記しています。

 

 家族なりの、積み重ねた時間

今日の制服、なんか新品みたい!

ノリばっちり効かせたからね!

ありがとっ!

卒業式・閉校式に向けて制服を手入れしてくれた志満さん。今日で浦の星は閉校してしまうのに、まるで新品のように浦の星の制服を生き返らせてくれました。

最後だからこそ、しゃんと胸を張って前を見て!という千歌へのエールも入っていたんだと思いますが、もしかしたらこれは志満さんなりにケジメをつけた瞬間だったのかもしれません。在校生ではない自分の想いを制服に乗せて、千歌を送り出したかったのではないでしょうか。

首。ボタンちゃんと締める。

うっ…苦しいよ…。

あら?千歌、少し見ない間に…

え?

…太った?

う!余計なこと言わなくていい!!

ラブライブで優勝してAqoursに憧れる高校生が全国に増えても、千歌の母にとってはいつまでも愛娘なんだなと思わせてくれるシーンで温かい気持ちになりました。やっぱり千歌は普通の子なんですよね。その部分が改めて描かれていて凄く嬉しかったです。

そして、千歌が東京に行っている間にさらっとビッグイベントがあったことが発覚。

しいたけちゃんも家族が増えて嬉しそうね!

東京から帰ってきたらいきなり生まれてるし、ビックリしたよ!

 しいたけちゃん、ご出産おめでとうございます。

1期では、会場でAqoursの成り立ちとMIRAI TICKETを見届けたしいたけ。なのになぜラブライブ決勝ではお留守番だったんだろう。高海家のもう一人の姉として、妹の有終の美を見たかっただろうな…と本当に悲しくなったのですが、なるほどそういうことか…!と衝撃が走りました。

千歌が東京で頑張っていた時、しいたけも内浦で一緒に頑張っていたんですよね。

声援を送るだけ、見守るだけが応援じゃない。自分も何かを頑張ることでお互いにエールを飛ばしあうのも、最高にクールな応援の形だと痛感しました。

目に見えないからこそ輝く宝箱

皆、自分たちの思い出の場所と別れを告げました。

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黒板に気持ちを刻む人

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ピアノで旋律を奏でる人や、伝えたかった想いを伝える人

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感謝状を贈る人、受け取る人。

それぞれが自分の形で思い出を残していきます。

そして、Aqoursみんなでのお別れはここ。

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ここがあったから

みんなで頑張ってこられた。

ここがあったから、前を向けた。

 毎日の練習も

楽しい衣装作りも

腰が痛くても

難しいダンスも

不安や緊張も、全部受け止めてくれた!

帰って来られる場が、ここにあったから。

悩んだり、喜びあったり、泣いたり、笑ったり。その思い出はキラキラ輝いている宝物で、その宝物が詰まった教室、図書室、理事長室、部室は最高に輝く宝箱だと思いました。

しかし思い返してみると、中庭に消えないペンキで残した寄せ書きとは対照に、最後にAqoursが残した思い出は目に見えないもの、いつかは消えるものばかりでした。

 

黒板の絵や文字は時間が来ると消されてしまいます。

ピアノの音は目に見えません。

ずっと伝えたかった想いを伝えたとしても、感謝状を渡し受け取ったとしても、他人から見ればその部屋で何があったかは分からない。

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そしてどんなに素敵な思い出が詰まった部室でも、プレートを取った後は他人から見ればただの部屋になってしまいます。

でも、それでいいんですよね。

目に見えているものは、それ以上でもそれ以下でもない価値を示します。誰が見ても素晴らしいと思うものは、個人的な価値観、思い入れ関係なく、物自体に価値がある場合が多いです。

では先程私が宝箱と例えた場所はどうでしょうか。

それはただの教室で、図書室で、部室です。きっと、物としての絶対的な評価はつまらないものです。しかし、目に見えないものこそが大切なんだと思うんです。

千歌たちが本気で駆け抜けた時間、努力、涙、笑顔が、なんの変哲もない部室を輝かせているんです。

目に見えないものこそが、普通を特別に輝かせるんです。

学校も、部室も、普通怪獣も。

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プレートを取り、皆の元へ駆け出す千歌。

このプレートが次の学校でも使われることを期待してしまう私がいるのも事実ですが、今は先のことは一旦置いて、この別れをしっかりと受け止めようと思います。 

そして、最後のお別れは浦の星女学院

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 私が敬愛する生春さんツイートを引用させていただきました。

このシーン、本当にチャイムに聞こえてしまうんです。ゆっくり、静かに鳴るチャイムのような調べはだんだんと大きくなります。

まるで、千歌たちへ最後のお別れを言うように。

まるで、もう最終下校時刻だと告げるように。

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千歌は寂しさを振り切るように校門に手をかけました。

明るく一番の笑顔で!

寄せ書きの時に言った決意は簡単に崩れてしまいます。

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泣くもんかっ…泣いてたまるかっ…!

千歌は泣くのを我慢して、曜と梨子の力を借りて門を閉めました。

2期1話「ネクストステップ」で登った朝日は

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すべてをやり切り、校門が閉じられたことで、夕日として沈みました。

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そしてAパートは終了します。

余談【本当は勇気はどこに?君の胸に!が苦手だった話】

朝日と夕日で思い出したので、ここでひとつ余談を消化したいと思います。 

私は「やまない雨はない」と「明けない夜はない」という言葉が嫌いでした。

それ、今という時間からは目を逸らしてるじゃん。この言葉を言われた人にとって大切なのは今降っている雨、夜の闇をどうするかであって、明日に希望を託すことじゃないじゃん…と思っていたからです。

7話での感想でも書きましたが、私は廃校して欲しくなかった人間でした。

でも、アニメを見返して、不格好ながら感想としてブログを書いて、改めて千歌ちゃんはやれることを全部やり切ったことを再確認しました。いつも全力疾走してきた千歌ちゃんの努力でも、廃校を阻止できなかったんです。きっと廃校は必然だったんです。

そして千歌ちゃんが目標を失い、前を向けなくなった時、もし自分がこの場にいたらなんて声をかけるんだろう、と思いました。

私自身の言葉は何1つ出ませんでしたが、頭の中にぱっと浮かんだのは「勇気はどこに?君の胸に!」の歌詞でした。

何度だって追いかけようよ

負けないで

失敗なんて誰でもあるよ

夢は消えない 夢は消えない

何度だって追いかけようよ 負けないで

だって今日は今日でだって

目覚めたら違う朝だよ

(勇気はどこに?君の胸に!より引用)

ずっと頑張ってきた千歌ちゃんの努力が無駄じゃなかったことを証明してほしい。輝きを掴んでほしい。最高の笑顔を見せてほしい。

その為に、次の目標へ走り出してほしい。

 

そっか。

希望を押し付けるだけだと思っていた私の嫌いな言葉は、本当にその人のことを思って出た言葉だったんだ。

自分の浅はかさを知った瞬間でした。私はこじつけて嫌いだと決めつけていたんです。

でも、自分なりに考えて貼ってしまった【苦手】というレッテルを、もう一度自分なりに再考して【大好き 】に変えることが出来たんです。やっぱり、考えることは大切なんだと思い知らされました。だから感想に入る前にあんな文章を書いてしまったんです。

今ではこの歌がラブライブ!楽曲の中で一番好きです。

私が苦手なものを減らせて、好きなものを増やすことが出来たように、誰かの♯13「私たちの輝き」がそうなることを願っています。

高海千歌の過去と今

昔の千歌は、上手くいかないことがあると、人の目を気にして、本当は悔しいのに誤魔化して諦めたふりをしてた。

以前私は♯6「AqoursWAVE」の感想で以下のように書きました。

千歌の母の「今度は」という言葉。そして曜ちゃんの「中途半端が嫌なんですよ」という言葉。

きっと千歌は色々な事に挑戦はしてきたけれど、自分が本気になれるものでない時は諦めてきたのではないでしょうか。

千歌ちゃん…やめる?

曜の一言。

幼馴染みで、千歌のことを誰よりもわかっている曜が少し不安げに語りかけます。

一つの事を逃げずにやり切ったことの無い千歌が初めてぶつかった大きな壁。逃げ出すのか、投げ出すのか。千歌の母は、我が子の答えを会場の誰よりも真剣に聞きます。

悔しい…

千歌から諦めるという言葉が出なかっただけでなく、悔しいという言葉が出たことに驚いた千歌の母。

千歌はスクールアイドルの活動を通して、母の思っていた以上の速さで成長してきているのかも知れません。

 私は、過去の千歌は色々なことに挑戦し、本気になれないものは諦めてきたのでは、と思っていました。それは曜の「中途半端が嫌いなんですよ」という言葉から、確かに千歌なら心からやりたいこと以外は辞めそうだと思ったからです。

でも違いました。

1期で梨子や花丸の手を引いたり、2期で強い意志を持って行動していた千歌から感じた、明るい心と前に進む勇気、誰かの為に頑張れる優しさ。それらは過去の千歌が最初から持っていたものではなく、それらの小さな種がスクールアイドルとしての活動を通して育ったものでした。

昔の千歌はそんなに信念の強い子ではありませんでしたね。

周りの目は気にするし、諦めたりもする。しかし、そのことが分かったからこそ、より1期、2期で千歌はどれだけの覚悟でやってきたかが伝わってくると思います。

千歌の母が、本当の普通怪獣だった頃の千歌の過去を明言してくれたことで、改めて千歌ちゃんという一人の少女が色鮮やかに見えてきました。

私自身、千歌を美化していたんだなと思うと同時に、この千歌の母の言葉で、より千歌ちゃんの事が大好きになりました。

紙飛行機が導く場所

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行ってくるー!!

ちょ、千歌?!

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2期♯1「ネクストステップ」で学校説明会が中止になり悩み続けた千歌は、紙飛行機が眩い光へ飛ぶ夢を見た後、勢いよく駆け出しましたが

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行け!

飛べー!!!!

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2期#13「私たちの輝き」では実際に千歌が紙飛行機を飛ばし、そのあとを追いかけるように駆け出します。

勢いよく風が吹き、紙飛行機はどんどん遠くへと飛んでいきます。

千歌を導くように飛ぶ紙飛行機。

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それを追いかける千歌に暗い表情はなく、ずっと笑顔で走り続けました。

そして、千歌を導いた紙飛行機は浦の星女学院の屋上へ吸い込まれます。

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#1も#13も、目的地はどちらも浦の星女学院でした。それがなんだか嬉しかったです。

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あの時の別れを思い出し、さっきまでの笑顔が曇る千歌ですが、少し開いている校門を見て笑顔を取り戻します。

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この校門を開けたのは、先に来ていた浦女の皆でしょうか。それともAqoursのみんなでしょうか。

 …メルヘンすぎて少し恥ずかしいですが、私は浦の星女学院が開けてくれたんだと思います。

泣くもんかっ…泣いてたまるかっ…!

千歌の言ったこのセリフの前に、もう一つ千歌は決めていたことがあったはずです。

それは

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浦の星の思い出は、笑顔の思い出にするんだっ…!

あのシーンの千歌の表情は笑顔の思い出とは言えません。そんな状態でのお別れはつらいだけです。

浦の星女学院は、我慢し続けた涙を全部流しきった後の最高の笑顔の千歌とお別れをしたかったのではないでしょうか。だから校門を少しだけ開け、紙飛行機を吸い寄せたのかなと思いました。

 

千歌はいたずらっ子の様に、学院内へ入ります。

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失礼しまーす…

二年A組、高海千歌でーす…

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一歩踏み込むと、そこは静けさで満ちた一人の世界。しかし皆の声が、積み重ねてきた思い出の一瞬が、千歌の中でリフレインします。

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ごめんなさい…。

クンクン…制服ー!!だめー!!

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離して!離せって言ってるの!

良いというまで離さない!

二人ともおやめなさい!皆見てますわよ!

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ルビィ、スクールアイドルがやりたい!花丸ちゃんと!

まるに…出来るかな…?

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変なこと言うわよ。時々、儀式とかするかも。リトルデーモンになれっていうかもっ… 

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1,2,3,4!1,2,3,4!

今のところの移動はもう少し早く!

はい!

善子ちゃんは

ヨハネ

ふふっさらに気持ち急いで?

承知!空間移動使います。

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色濃く残った思い出は、机や棚が無くなっても鮮明に思い出されます。むしろ今まであったものが無くなっていることで、より強調されてしまっているのかもしれません。

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沢山の思い出を一身に受け止めた千歌にはもう、涙を我慢することが出来ませんでした。

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地区予選に向けて練習していた夏。

あの時見上げた夕日の飛行機雲。

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沢山の雲がある中で一直線に進む軌跡は「0を1にしたい」というたったひとつの目標へ突き進む千歌を表すようで。

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起こしてみせる!奇跡を絶対に!

それまで…泣かない!

千歌が宣誓した秋の空は雲一つない青空。

奇跡を起こし、虹を架けるためのキャンバスは突き抜けるAqoursの色で。

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私は嘘つきだ…

泣かないって決めたよね?

千歌っ…

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廃校阻止という奇跡は起こせなくとも、名前を残すという軌跡を、Aqoursが輝いた証を残した千歌が見上げた春の空は、まばらな雲が浮かぶ青空で。

迷いのなかった千歌と呼応するような、雲ひとつない青空も澄んでいて大好きですが、最後に見上げた様々な表情をする雲が浮かぶ空は、沢山の事を経験し、学び、吸収した千歌そのもののように見えました。

涙は青春のダイヤモンド

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♯7「残された時間」で千歌が流した左目の涙。それは廃校してしまった悲しさと、救えなかった悔しさの涙。

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どうして、思い出しちゃうの?

どうして聞こえてくるの?

どうして、どうしてっ…

そして、青空の屋上で流した右目の涙は、卒業、別れの寂しさの涙。

きっと三年生との別れ、今までの思い出との別れの他に、ほんの少しだけ廃校の悲しさが含まれていたのではないでしょうか。だから左目からも1粒の涙が流れたんだと思いました。

 

千歌が涙を流し、笑顔の準備ができた時。

千歌の耳に

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ガオー…

誰かの雄たけびが聞こえます。

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あの時千歌が空に叫んだ雄たけびは空に吸い込まれ、Aqours以外には届かなかったと思っていました。でも、Aqours以外にも届いていたんです。浦の星女学院は常に千歌の頑張りを見てきたんです。

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千歌の涙は輝きとなって消え、声の方へ駆け出しました。

我慢せずに、心のままに流した千歌の涙は、小さな輝きになるんです。

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涙を流せることこそが頑張った証だと思うんです。涙は青春のダイヤモンドと偉大な先輩は歌っていましたが、本当にその通りでした。

降りかかる困難で研磨された千歌の宝石は、最高に美しい輝きを見せてくれました。

 

浦の星女学院の恩返し

普通な私の日常に、突然舞い降りた奇跡。

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何かに夢中になりたくて

何かに全力になりたくて

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わき目も振らずに走りたくて

でも、何をやっていいのかわからなくて

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くすぶっていたいた私の全てを吹き飛ばし、舞い降りた

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それは…

その輝きは…!!

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なにかに夢中になりたくて、走り続けた時間。

その時間を積み重ね、人を繋ぎ止めるのは学校の役目。そんな学院の存続に1年間奔走し続けた千歌への恩返しのように、浦の星女学院は生徒達の一斉の声とともに幕を開けます。

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じゃーん!!!

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千歌の目線の先には、千歌と時間を積み重ねたメンバー。

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最後に、もう一度だけ。

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歌おう!!

一緒に!!!

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もう誰も悲しい顔はしていませんでした。

これでようやく浦の星女学院はお別れを言える時が来ましたね。

一緒に!!!

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浦の星女学院Aqoursが歌う正真正銘最後の歌。

千歌が皆の元へ飛び込むジャンプは、今まで見てきたどのジャンプよりも愛おしかったです。

 

 WONDERFUL STORIES

夢を駆けてきた僕達の

WONDERFUL STORIES

全力で輝いたストーリーさ

(WONDERFUL STORIESより引用)

最後の曲はこれまでのAqoursの軌跡を謳う歌でした。

Aqoursがこれまで歌ってきた歌には一つ一つに物語があります。二年前の始まりのAqoursにも、千歌たちが始めたAqoursにも、1年生が加入した6人のAqoursにも、大切な想いが込められた歌があるはずです。

そんな生まれたてのAqoursから今のAqoursになるまでの一つ一つの物語を、まるで思い出を綴るアルバムのように積み重ねていく1曲にまとめあげたのがこのWONDERFUL STORIESだと思いました。

しかし、歌詞からもわかるように、この曲は過去だけでなく、未来をも受け止める曲であることを忘れてはなりません。 

STORYではなくSTORIESなんです。

One More Story! 新たなストーリー

(One MorSunshine Storyより引用)

過去にあったものだけでなく、これからも沢山増えていくであろう新しい物語、新しい歌も、WONDERFUL STORIESに積み重なっていくんです。

積み重ねた時間が輝きだとしたら、WONDERFUL STORIESの輝きはまだまだ上限知らずなんですよね。

最終話の最後の歌なんですよ?なのになんでこんなにワクワクする曲なんでしょうか。

してやられた!という感覚でした。

そういうところが大好きです。

 

虹について思う事

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Aqoursの振付に合わせて架けられた‪主虹の上にはもうひとつの薄色の副虹

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この2本目の虹は、Aqoursから輝きを受け取った人達の輝きの予感だと思いました。

それは、むっちゃんたち10人目のAqoursだったり

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凄くキラキラしてて眩しいね!

私たちも一緒に、スクールアイドルなれたりするのかな…?

彼女たちのような存在だったり。

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奇跡を起こし虹を架けようと足掻いたAqoursは、結果的には廃校を阻止できませんでした。しかしAqoursの努力は自分たちの虹を架けつつも次の誰かの背中を押します。

それはなにもアニメに限った話ではありません。

ラブライブの曲を弾きたくて楽器を始めてみたり、好きを表現するためにイラストを書いてみたり。私も慣れていないながらも、今こうして文章を書いています。

薄色の虹は「自分が今まで踏み出せなかったことに挑戦する勇気を持て」というラブライブ!サンシャイン!!からのメッセージに見えました。

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私だってそうだよ?

一番大切なのは出来るかどうかじゃない。

やりたいかどうかだよ!

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1期#1から2期#13まで、沢山の言葉を受け取り、千歌の笑顔を見てきました。その中でも私が一番好きなのは、やっぱり1期#4「ふたりのキモチ」です。

この言葉が制作陣が一番伝えたいことかは私にはわかりません。それでも私はこの言葉に何度も救われてきました。きっと皆さんにも大切にしたい言葉やメッセージがラブライブ!サンシャイン!!の中にあるはずです。

それが、私たちがAqoursから受け取った輝きの予感なんだと思います。

劇場版の制作が決まりましたがTVアニメのAqoursの物語はこれにて一旦幕を下ろします。しかし、受け取った輝きを胸に自分たちの夢を叶えるために努力したり、新しいことに挑戦した時、私たちを含めた本当のみんなで叶える物語になると思いました。

 

ここまで読んでくれた皆さまの物語が輝きで溢れることを願いつつ、今回はこれで感想を終わりたいと思います。

2期が放送されてからの3ヶ月間、1期から数えれば2年でしょうか。

本当に楽しい時間を過ごすことが出来ました。

たくさん勇気を貰いました。

あまり友達が多いとは言えない私ですが、仲良くさせて頂ける皆さんと繋がることが出来ました。

こうして時って進んでいくんだね!笑

劇場版、函館ユニットライブ、3rdライブ!

Aqoursの物語はまだまだ続きますが、一旦の区切りとして言わせてください!

皆さま、本当に本当にありがとうございました!

ラブライブと、ラブライブが大好きな皆さんが大好きです!

これにて私の中の2期#13「私たちの輝き」終了!

最高の物語でした!!!

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