少女☆歌劇レヴュースタァライト-The LIVE- ♯2 Transition 感想など。

 少女☆歌劇レヴュースタァライト-The LIVE- ♯2 TransitionのLVに参加してきました。

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 少女☆歌劇 レヴュースタァライトはアニメとミュージカルで展開していくプロジェクトである。

 アニメを一気見して、それがめちゃめちゃ面白くて、ライブ行ってみるかーくらいの気分だった僕は、それくらいの情報しか知らなかったです。

 だけど、前情報を知らない不安は、そんなの関係ないくらいの熱量でぶっ飛ばされました。

 もう予想以上の想像以上。そもそもお恥ずかしい話、僕は生のミュージカルを修学旅行の『ライオンキング』くらいしか見たことが無いし、もうその記憶もない。最近だと伊波杏樹さんの『BASTIDORES-楽屋-』のDVDを見たくらい。

 スタァライトは舞台の♯1も見ていないので、内容分かるかなという不安と、めちゃくちゃ失礼なんですが、キャストの人が取り返しのつかないミスとかしたらどうなってしまうんだろう…という不安があって、心臓はいい意味と悪い意味の両方で高鳴っていたと思います。

 

 そんなこんなで席について十分くらい経った頃、舞台は始まりました。

 

歓迎と宣戦布告の開幕?!

 舞台の幕が上がった最初のシーンの始まりは第100回の戯曲スタァライト。アニメの地続きですよって言われた気がして鳥肌が総立ちでした。アニメから入って、舞台に初めて触れる僕のような客層に対して「ようこそ」と言っているような、「アニメの次は舞台のスタァライトを刮目して見ろ」と宣戦布告しているような、そんなメッセージのようなものを感じました。

 

ちゃんと舞台少女だった。

 センターのステージの上に立って、一人ひとりがライトを浴び、バックのキャラのイラストの前で歌い踊る自己紹介も心が躍りました。感じた興奮はライブの開幕を知らせるMain theme of LoveLive! SunShine!!のようで、だけど壮大というよりはもう少し『身近』に感じるものだったのが印象的でした。

 手の届かない『アイドル』のAqours*1のようではなく、とある音楽学校に通う、未熟だけど煌めきに向かって頑張る『舞台少女』が、目の前にいると自然に思えたのが、きっと凄く嬉しかったんだと思います。

 アニメでも思っていた事ですが、広大な地下空間でのバトルって最強に非現実的なのに、その戦いに身を置くキャラクターたちはちゃんと寮に暮らして、徒歩なりバイクなりで通学・登校する普通の女の子なんですよね。

 ギャップを作るため、メリハリをつけるためのものって言われたらそれまでなのですが、僕は非現実の中に身を置く人たちの日常の表情を見るのが凄く好きなので、その感覚と近しいものを星見純那ちゃんの踊り、歌から感じてすごく高まってしまったんだと思います。

 

星見純那役の佐藤日向

 B組の生き生きとした日常、青嵐という他校の存在、燃え尽きたかのような華恋。アニメの続きとしても違和感のない内容は、するすると頭に入っていきました。キャラか人か。二次元か三次元か。僕はその辺の違和感に少しでも引っかかると「うーん…」となってしまうのですが、制服姿の佐藤日向さんがコメディな雰囲気で誰もいない集合場所にムキーッってなる感じから、ちゃんと星見純那ちゃんを感じてしまったんですね。

 人を「○○な人」って言い切るのは凄く難しいと思っていて、たとえば『怖い人』じゃなくて『怖い一面を持っている人』と言った様に、僕が見ているのは沢山の面のひとつなんじゃないかな、とか思っているんです。

 まだまだアニメの理解なんてできてないですが、純那ちゃんは真面目な面や世話焼きな面、すこしおっちょこちょいな面、そして舞台が心から大好きな面のように、沢山の一面や感情があると思っていて、アニメの星見純那ちゃんよりも明らかにオーバーなリアクションを取ったりしていても、それもすごく純那ちゃんっぽくて。

 佐藤日向さんはそんな沢山の一面を全部自分の中に落とし込んで、『役』になり切っているんだな、なんて思って泣きそうになりました。

 

緻密さと迫力が光る殺陣

 アニメ同様、舞台でも最大の見せ場と言っていい殺陣ですが、予想以上の想像以上でした。殺陣はヒーローショーのような感じかなと思っていたのですが、舞台上の人数の多さとステージの狭さから、この数分の殺陣は『緻密に組まれた団体行動』のような、ひとつの作品なんだなと思う自分と、「あー!危ない涼ちゃ…まひるちゃん間に合った!!良かった!!いけえええ華恋ちゃあああああん!!!!!!!」と心のままに楽しむ自分の二人がいました。

 

舞台装置の息遣い

 またアニメではより想いが強い方、より煌めきの強い方の世界に舞台装置が呼応して塗り変えていくような感覚でしたが、実際の舞台でもそれを感じてしまったんですよね。

 事実としてあるのは青嵐無双に合わせて舞台セットを青嵐ムードにしたり、聖翔の反撃が始まると青嵐の演出を少しずつ弱めていったりと、舞台演出さんたちの力で舞台は動いています。ですが、アニメの刷り込みのお陰か、『舞台少女の煌めきに呼応して舞台の演出が変わっていく』ように見えてしまいました。

 

アニメ⇔舞台の相乗効果

 ほかにもアタシ再生産のシーンが入った時の否応なしに高まってしまう感覚、ki-ringtoneが鳴った瞬間の『ついに始まるのか』という絶望感8割とワクワク感2割ほどの胸の高鳴りなどなど、舞台の強み、アニメの強みをこれでもかというほど使っていて、相乗効果でより高い魅力に仕上げているのにとても痺れました。

 舞台からアニメへどのように落とし込むか。アニメから舞台へどのように還元するか。同じプロジェクトを支える仲間同士でホンキをぶつけ合っているのが伝わってきて、切磋琢磨している制作陣も皆、レヴューに参加する舞台少女の一人なんだなと感じました。舞台おじさんだろというツッコミはなしでお願いします。

 

三者三様のライブパート

 ライブパートで特に目を引いたのは石動双葉役の生田輝さんと星見純那役の佐藤日向さん、天堂真矢役の富田麻帆さんでした。

 輝さんは舞台からそのまま、ずっとかっこよくて。双葉として歌っている印象が強かったです。もちろん今回が初めてのライブパートなので完全に僕の主観ですが、宝塚の男役のような、美しさの中の凛々しさが、僕の目線を奪っていたように思います。

 続いて日向さんですが、彼女は星見純那として歌っている中で楽しさの上限を超えた瞬間でしょうか、満面の笑顔で「いやこれ完全にひなひなやんw」となる時がありました。僕はこの楽しくて仕方がない!!!というような、思わず綻んでしまう笑顔が大大大好きなので、「やっぱりひなひななんだよなああああああああ」って心の中で叫んでました。純那ちゃんの中から、我慢しきれなくてひょっこりひなひなが顔を出す瞬間。その一瞬が見たくて、気がついたら目で追っていました。

 最後に富田さんですが、彼女は天堂真矢として演じるときのクールな表情と、大きく口を開けて笑う表情とでオンオフがはっきりしている印象でした。上限振り切ってひょっこりでてくるひなひなと違い、富田さんは自分の感情の解放の仕方がとても上手だなと思いました。かっこよさで楽曲をピリッと引き締めていて「めっちゃかっけぇじゃん…」と思った矢先、明るい曲調ではにっこにこの笑顔で可愛く歌いだすギャップに、目が離せませんでした。

 総括:目が足りない。Blu-ray化お願いします…。

 

お持ちなさい、あなたの望んだその星を。

 最後の挨拶での、氷雨役の門山さんの涙のシーンは、なんとなくですがちょっと分かる気がしました。

 僕の感覚ですが、自分の中にある心、感情ってすごく漠然としてして、揺れる火のように確かに存在してるんだけど、その形ははっきりとわかっていない、みたいな感じなんです。だけど、改めて言葉として思い出や気持ちにカタチをつけると、自分で考えた言葉で、発した声で、如何に自分が過ごしてきた時間が大切で、掛け替えが無くて、愛おしいか再確認できてしまう。言葉を発し始めて、一緒に涙が出てきたあの瞬間は、門山さんにとって嘘偽りのない、演技を超えた生の感情だったんだなと思います。

 そして、涙を流せるほどの素敵な時間を過ごせたのなら、彼女はまた「そこ」を、そして「そこ以上」を目指して頑張れるんじゃないかな、と思います。

 もちろん九九組の皆もね!

 

 お持ちなさい、あなたの望んだその星を。

 

 アニメでは奪い合うためのベット用コイン(掛け金)のように感じてしまいがちになっていた『星』でしたが、本当にやりたい事に燃えるキラキラとした情熱なんだよなって改めて再確認できました。

 

焦がすほど熱い星になれ!

心にはトリックはいらない

ありのままでいい

照らされ映し出された"きらめき"だから

嘘は見せたくない

The stage is my life!

(引用:99ILLUSION! - スタァライト99組,中村彼方)

 

 体の動きから、歌声から、汗から、涙から、『舞台が大好きだ!!!』というきらめきを放ち続けた氷雨ちゃんと門山さんをはじめとした青嵐の皆さん、そして99組の皆さんに想いを馳せつつ、大好きな歌詞を最後に添えて今回の感想を終わりたいと思います。

 

 ここまで読んできただきありがとうございました。

 

 今度は、生で見たいですね。

 

 

*1:スクールアイドルとしての二次元のAqoursではなく、三次元のアイドルとしてのAqours

【FGO】第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナムを振り返る【僕のカルデアの記憶】

第五特異点 イ・プルーリバス・ウナム、先程人理修復しました。

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北米神話大戦という名に恥じない、壮絶で悲惨な戦いでした。

 

今回の第五特異点、舞台は独立戦争中のアメリカ。

しかし、独立に向けて動き出した国を塗りつぶし、自分の国にしようとする女王メイヴが現れる。

彼女は、自分に並び立つ『悪しき王』になるよう聖杯に願い、反転させたクー・フーリン・オルタと共に、ケルト神話の英雄達と無尽蔵に増え続けるケルト兵士軍を率いてアメリカ各地を蹂躙していった。

そんなケルト勢に対抗するべく、アメリカを救おうと立ち上がったのは大統王エジソン

彼はアメリカの住民を強制労働させ、大量の機械兵士軍を作成、戦線に投入。

首の皮一枚のところで戦線を維持し続けていた。

そんな渦中に放り込まれたマシュとカルデアのマスター。

エジソンは一見味方のようで、彼が守りたいのは『アメリカ』であって『世界』でなく、人理の修復を目的とするカルデアとは目指す場所が違う。

つまり、見渡す限りが全部敵。

 

今回の物語はそんな始まりでした。

 

僕はストーリーを読んでいて、あまりの絶望に途方に暮れました。

これ、救えるの?って本気で思いました。

 

だけど、マシュと共に支えてくれたサーヴァントがいたんです。

 

……ちょっとだけ、そのサーヴァントに想いを馳せさせてください。

 

 

 

 

 

その人とは、クリミアの天使 ナイチンゲール

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彼女はアメリカに巣食う北米神話大戦という病を完治させるまで、止まることをしなかった。

諦めることをしなかった。

 

僕は状況を把握した段階で途方に暮れた今回の特異点、彼女は目の前の問題ひとつひとつを迅速に対処していった。

 

クー・フーリンの刺し穿つ死棘の槍で心臓を壊されたラーマを救った。

 

歴代大統領の妄執に取り憑かれ、意固地になっていたエジソンの目を覚まさせた。

 

ナイチンゲールのやってきたことは、大きな問題を分割し、その一つ一つに現状での最善を尽くすことだけ。

 

けれど、そうしていくうちに、無理だと思っていた絶望に少しだけ光が見えてきたんです。

まるで、先の見えない闇を少しずつ開拓していくようでした。

 

そして最後に彼女は言いました。

限りなく現実を睨み、数字を理解し、徹底的に戦ってこそ願ったものへの道は拓かれる。

嗚咽を踏みにじり、諦めを叩き潰す。

それが、人間に許された唯一の歩き方です。

貴方達の進む道に、どうか光がありますように。

(ナイチンゲール-第五特異点 第22節)

彼女がこの言葉を笑顔でマシュに言ったシーンで、僕は思わず泣いてしまいました。

 

この言葉は『この先の未来』を作っていくマシュとマスターに送る彼女なりのエール。

 

けれど、エールと同時にカルデア組と自分の間に境界線を引いたように見えてしまったんです。

 

ナイチンゲールはあくまでも英霊で、『これまで』を作り上げてきた人で。

それはつまり、『これから』を作ることは出来ないということ。

 

彼女の言葉から、別れのニュアンスを感じ取って心が苦しくなりました。

 

だけど、ナイチンゲールとの記憶は、マシュの中で息づいてる。

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ナイチンゲールと過ごした時間が、修正の余波で消えてしまったとしても、マシュとマスターの記憶にはちゃんと刻まれている。

 

確かに北米神話大戦は何人もの英雄が犠牲になった凄惨なものだったけど、それでもナイチンゲールとの出会いは、マシュの心を優しく照らす光となった。

 

患者の夜回り巡回を怠らなかったクリミアの天使のもうひとつの呼び名となったランプの貴婦人という名前そのままに。

 

そのことが、僕はたまらなく嬉しかったんですよね。

 

たとえこれから先で一緒に人理を修復できなくても、どんなに絶望的な状況でも、僕とマシュの中に、ナイチンゲールとの思い出は輝き続ける。

 

絶対。

 

 

 

 

願わくば、ナイチンゲールピックアップをお願い致します。FGO運営さん……( ̄^ ̄゜)

これが本音。

 

 

TYPE-MOON / FGO PROJECT
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夏の沼津旅行記

 アニサマに参加するために東京へ来たのだが、せっかくだし沼津行こうってことで、滞在時間6時間の日帰り弾丸沼津旅行を友人と決行しました。

 人生で二度目の沼津ということで頭の中ではやりたいことがぐるぐると回っていたけど、電車を降りると空は高いし風は心地良いしで、逆にゆっくり回ろっか!なんて話したりしました。

行動開始ッ!

とりあえず犬を拾うオタクをやり、(※拾えません)

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沼津駅に戻ってのっぽパンと凍らせたみかんゼリーを購入。食べながらバスに乗車。

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(勇気はどこに?君の胸に!の千歌ちゃんの目線ってこんな感じだったのかなぁ…とか思いました)

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 バスから見る景色は商店街だったり、町並みだったり、正直自分の地元とそこまで違いはないはずなのに、どうしてこんなに見ていて飽きないんだろうなと思いながら、流れていく景色をぼーっと眺めてました。

昼食はデトックス

 そんなこんなで沼津港到着。めちゃめちゃ人が多くてびっくり。ある程度店を見て回って、あのヤバイかき揚げ丼で有名な丸天さんにて昼食。私は鮭いくら親子丼を注文しました。

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 サーモンは脂が乗っていて蕩ける美味しさでした。分厚いのにやわらかく、噛みしめる度に旨みが溢れてくる感覚。

 普段は人の目が嫌なのでおとなしく食べるんですが、あまりの美味しさに大きめの声で「うっま!」って言ってしまいました。言おうとしていたわけじゃなくて、気がついたら言ってたんですよ。たまにあるんです。言ってから「やべ、声大きかったな・・・」って時。この時がまさにそれでした(笑)

 次に口に運んだのは真ん中のいくら。私はいくらが一番好きなので、楽しみ半分、評価してやる!って気持ち半分でいくらを食しましたが、美味すぎて「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”」って声が出ました。完敗でした。

 友人に「汚い声出してごめんね」って言ったら「汚いもんだして綺麗になるからデトックスなんだよきっと」って言われました。その発想はなかった。

 でもそれくらい美味しかったんですよね。一粒一粒のぷちっぷちっとした食感とその後に広がるいくらのあまじょっぱさがもう・・・。

 予想以上に美味しすぎていったん落ち着こうと隣のあら汁を啜ったらこっちもしびれる程美味くて、これが四面楚歌か・・・とか思いました(?)

 昼食の丸天さんの次は、沼津深海プリン工房に並んで深海プリンを買いました。

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 ツイッターで見かける度に気になっていたので実際に買ってみたのですが、思っていた以上に青い。めちゃめちゃ夏って感じでなんじゃこりゃああああってなりました。

 味はポスターで謳われていた通り懐かしい感じ。駄菓子のようなソーダゼリーと素朴な味のプリンで、小さい頃に戻ったような感覚でした。

 プリン完食後はぬまっちゃを買ってバスで沼津駅へ。そこで嬉しい誤算が。

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ルビィちゃんタァクスゥィイイイイイイイイイイイイイイ!!!可愛すぎるッッッッッ!!!可愛すぎるウウウウゥ!!!!!

 乗っていたのはお婆さん。町の風景のひとつとして、このルビィちゃんも溶け込んでいるんだなぁなんて思って嬉しくなりました。

私たちの目的はここ(淡島マリンパーク)に。

 ルビィちゃんタクシーを見送った後、またバスに乗って今度は淡島マリンパークへ。今回の弾丸旅の目当てはコレでした。

 というのも、『リアル脱出ゲーム×ラブライブ!サンシャイン!!』であったサイドストーリーを淡島巡りしながら聞きたいよね、とずっと友人と話していたのです。

 淡島行きのチケットを買い、さあ行くぞー!なんて話していた時、横にAqoursのラムネ売り場があったのでひとつ購入。

 店員さんに「誰がいいとかありますか?」という問に反射的に「千歌ちゃんで!」と行ったのですが、友人曰く僕の声がデカかったらしく、めちゃめちゃオタクしてしまいました。(元々オタク)

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(恋アク千歌ちゃんは何故こんなに可愛いのか。ラムネも美味しかったです。)

 そんなこんなで淡島行きの船に乗船。

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 空は文字通りの快晴。千歌ちゃんが好きな『なんだか熱くなれる夏』の淡島は一段と輝いていました。

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 この街の青空は本当に美しくて、鮮やかで、まるで解像度が上がったような感覚になります。多分これが沼津、内浦、淡島の底力なんだろうなと思いました。

 聖地巡礼でその場所の良さを知って、アニメ抜きでも好きになってしまう。それはきっと出迎える側が優しく手を広げてくれるからで、良さを知ってもらう努力をしてきたからで。

 だからこそ、そういう人たちに幻滅されないようにオタクしたいなぁと思った船の上(約5分)でした。

 そして、淡島に上陸後は目当ての場所だけじゃなく、魚や虫なども見たりしました。

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 1番気に入ってる写真はこの青い魚たち。青い羽根が海に落ちたみたいですごく綺麗でした。

千歌ちゃんと他愛もない話をした。

 時間的に行けなかった淡島神社とテラスを除き、それ以外の全てのサイドストーリーをゆっくり巡ることが出来ました。

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 サイドストーリーは全部好きですが、その中でも一番好きなものはこの獅子岩での一幕。千歌ちゃんと本当に他愛もない話をするんですよ。でもそれが本当に愛おしい時間で、私が1番求めていたものだったんです。

 千歌ちゃんが話す一言ひとことを受け取って、「うんうん」って相槌をうって、一緒に笑って。

 あ、今千歌ちゃんが隣にいるって自然に思えて。

 ゆったりした時間、波の音、風の音、陽射しの中、気がついたら泣いてました。涙を拭ったあとも、他にも沢山の事を千歌ちゃんと話しました。

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 神楽石の場所から浦の星女学院のモデルになった長井崎中学校が見えるのも、千歌ちゃん達が教えてくれなかったら多分一生知らなかったと思います。

特別で大切な『何でもない日』

 イベントもなく、誰かの誕生日でもないこの『何でもない日』のことを、私は『特別な日』として思い出します。

 本当に宝物の記憶で、絶対忘れたくない。

 もし、万が一いつか忘れてしまう時が来たとしても、その忘れてしまう日まで大切にしたい。

 そして、いつか何かのきっかけで思い出して、「楽しかったんだよ」、「綺麗だったんだよ」、「僕はこれが好きだったんだよ」って話をして、また愛したいって思います。

 

 

 

 

つってな(●´ω`●)ゞ笑

 

他にもヒトデやウニ、ナマコを触ったり、

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ウツボかっけえぇぇえええってなったり、

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ひたすら恋アク千歌ちゃんを撮ったり

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してたのですが…

 まぁ、そんなこんなで時間になり、私たちの淡島巡りは終了。

 船の最終時刻的に淡島神社に行けなかったのは少し残念でしたが、それは次の楽しみにしておきたいと思います。

 帰る時、チケットの裏を見たらもう終わったはずの脱出仕様になっていてすごく嬉しかったです。

 

 

淡島、脱出。

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本当に楽しい6時間でした。

また来ますね!

 

 

【8月11日】豚骨ラーメンと紅しょうが

今日の朝8時に仕事が終わって、家に帰って寝てた。目が覚めたらちょうど昼時で、僕は近所のラーメン屋に行った。ラーメンは豚骨ベースで、僕は小学校の時から通っている大好きな店だ。

普段、カウンターには無料で食べられる漬物が置いてある。置いてあった。けど、今日行ったら漬物から紅しょうがに変わっていた。紅しょうがも好きな僕としてはうっひょ~~~って感じだったけど、いやちょっと待てよ…と手が止まった。

豚骨ラーメンと紅しょうが、この組み合わせはよく聞く。もちろん2つとも好きだ。そこは間違いない。けれど、『この店のラーメンに合うのか?』という疑問は拭えない。

僕は豚骨ラーメンは大きくわけて2種類あると思っている。豚骨臭いガツンとくるタイプと、こってりクリーミーなサラサライけるタイプだ。このラーメン屋は後者。そして紅しょうがが合うと僕が感じるのは前者なのだ。

このラーメン屋の豚骨ラーメンは、単体で力を発揮する。こいつ自体がもう美味いのだ。そこに紅しょうがという不穏因子を入れていいのだろうか。しかし、試さねばならない。脳がそう告げていた。

小皿に紅しょうがを取り席に戻った。最初は紅しょうがを入れず、そのままのラーメンの味を堪能した。そして後半、僕は紅しょうがを少量入れて麺を啜りスープを飲んだ。

いや、美味い。美味いんだが、ラーメンも紅しょうがも美味いからこそ、互いに味が衝突している感があった。

そこからは紅しょうがを入れず、麺と具を全て食した。最後に残ったスープをレンゲで掬って飲んでいたが、小皿に残った紅しょうがが目に止まった。僕は迷わず全部スープの中にぶち込んだ。

レンゲでかき混ぜ、スープがほんのりピンクに染まった。僕はそのスープを飲んだ。

めっちゃ美味かった。

僕は麺に重きを置きすぎてきたことを痛感した。片方を意識しすぎるあまり、もう片方の持ち味を『邪魔』と判断してしまったのだ。麺がなくなり、具がなくなり、スープという紅しょうがを受け入れる土台だけになって初めて、僕は紅しょうがと向き合えた気がした。

ただ、やっぱりここのラーメンは単体が美味いから僕は紅しょうがを入れないと思う。けど、最後のスープ1口の時には入れようかなとも思う。

きっとそれは個人個人のバランス。

紅しょうが好きの姉や周りの客の反応を見る限り、紅しょうがを置いたことは決定的にいい方向に作用している。

好きな人は入れて食べる、入れない人は入れなきゃいい。『選ばない』という選択肢を『選ぶ』こともできるんだって改めて思った。当たり前だけど。店が提示してきたのは、『好き』の可能性を広げることだったんだなぁと思った。

 

ラーメンを食べ終わって家に帰る途中、最寄りにあったもうひとつのラーメン屋の横を通ったけど、そこは潰れていた。

そこは無難な味のラーメンを出す印象があったが、潰れてしまったのはなんとなくわかる気がしたし、なんとなく寂しい気持ちもあった。

今日行ったラーメン屋は常に『うちはこのスタンスです』というチカラを感じていたが、潰れていたラーメン屋は客の顔色を伺う印象があった。

流行りのメニューに乗っかりすぎて、本来のラーメンの味がぶれぶれだったから。けど、そんな店を見て「あ、僕と一緒だ」と思った。

『愛されること』と『嫌われないこと』は似て非なる。

そのことを痛感した8月11日だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

P.S.

やっぱラーメンはうんめぇなぁ…😋😋😋😋😋😋

 

【8月9日】僕と雨とfrom everywhere

 8/9の青森は雨、時々曇り。

 今日の仕事は外での作業が多くて、ちょっと気分は暗かった。濡れるし、カッパを着ても気温は高いから汗はかくしで正直雨は嫌いだ。だけど、嫌いな雨の要素の中で一つだけ好きなものがある。それは、雨に濡れたアスファルトのにおい。

 理由は特になくて、何となく落ち着くにおいが好き。仕事をしながらそんなことを考えていた時『そういえば昔、誰かにこの話をした記憶があったなぁ』なんて思った。

 けど、しばらく思い出せなくて、悶々としながら作業を進めてた。昼休みが終わって気合を入れなおしたとき、パッと頭の中である思い出がフラッシュバックした。それは学生時代の登校時間だった。

 僕の学校は最寄りの駅から徒歩30分程度で、長い上り坂の上にあった。坂を上るのは大変だったけど、その30分は僕にとってちょっとした『楽しみ』でもあった。

 僕は登校の30分、欠かさず『坂本真綾 from everywhere』というラジオを聞いていた。今にして思えば、今までで一番好きなラジオだったと思う。

 僕が初めて真綾さんに読まれたメールは『あなたにとっての春について』というテーマに出したものだった。

 余りに嬉しくて細かい内容まで覚えているんだけど、『僕にとっての春は「雨」です。関東なんかは桜が咲くころだと思いますが、僕の地元は未だに雪が降ります。だからこそ、雪ではなく雨が降り出すと「春が来たなぁ」なんて思います。雪で覆われていたアスファルトが雨であらわになるのも、そのアスファルトが雨に濡れたにおいも、僕は好きです』って感じのメール。

 このメールの事を今日の雨で思い出した。逆に言うと、あんなに大好きだったラジオも、読まれてめちゃくちゃ嬉しかったメールも、今の今までずっと忘れてたってこと。

 就活や卒研など、卒業に向けてバタバタとしていた時間の中で、そして就職してからは研修の忙しさの中で、僕はラジオを聞かなくなっていった。

 思い出してからすぐに『坂本真綾from everywhere』をググッた。けど、ラジオは2年前に終わってた。まぁしょうがないよな、なんて思ったけど、ちょっぴり寂しかった。

 僕が聞かずに忘れていたことが悪い。けど、もう大好きなものを忘れたくない。

 だから、ここに文字で残しておこうと思って、今ブログを書いてる。そんな自己満ブログだけど、FFで繋がってる皆さんに僕が好きだったものを知って欲しい気持ちがあるので、興味がある方はこのまま読んでくれるとめちゃめちゃ嬉しいです。

 

 坂本真綾 from everywhereは『場所』という一つのテーマがあり、僕は『あなたの特別な場所について』というコーナーが大好きだった。あと、ラジオネームは『○○(名前) from ○○(出身地)』と書く風習も好きだった。

 僕は北海道から沖縄まで、沢山の方の『特別な場所』を聞いたし、僕も沢山メールを送った。

 就職を地元と都市部で悩んでいること、地元就職を決めたこと、友達が皆関東へ出ていきちょっと寂しく思っていること、などなど。おそらく『場所』というテーマとピッタリだったからか、真綾さんは僕の相談メールを都度取り上げてくれて、親身に相談に乗ってくれた。

 今の僕がいるのは、間違いなく真綾さんの言葉の力があったからだと思う。(もちろん他にもたくさんの方に支えられてきたし、僕自身も頑張ったけど。)

 そして、真綾さんは僕以外にもたくさんの方に寄り添っていた。留学で寂しい人や引っ越して前の家が恋しい人、ペットが死んで悲しんでいた人、などなど。

 今になって改めて思ったけど、坂本真綾さんを中心に僕達はメールで繋がっていたと思う。顔も本名も知らないけど、いつもの時間に僕らは繋がっていたと思うし『坂本真綾 from everywhere』というラジオが、僕らのひとつの居場所になっていたんだと思う。

 もうあの時の皆さんと繋がることはないだろうし、というかお互い丸っきり忘れているかもしれないし、そもそも僕のことなんか知らないかもしれないけど、僕にとってあのラジオは大切な思い出です。ラジオは終わってしまっていたけど、ラジオからもらったもので、今の僕は割と楽しく過ごせています。

 ほかの人もそうならいいなぁなんて思った8月9日でした。

 

おわり。

 

 

 

 

 

 

P.S.

 興味が出た人はぜひ坂本真綾さんの曲を聞いてみてください。好きな曲は挙げるとキリがないですが…しいて言うなら「ループ」と「スピカ」、「ニコラ」、「でこぼこマーチ(隊列は君に続く)」、「Be mine!」あたりでしょうか。殿堂入りは「マジックナンバー」です。

 


坂本真綾20周年記念LIVE“FOLLOW ME”atさいたまスーパーアリーナ Blu-ray&DVDダイジェスト映像


坂本真綾/ニコラ PV


坂本真綾「Be mine!」Music Video


「坂本真綾 COUNTDOWN LIVE 2012→2013 ~TOUR"ミツバチ"FINAL~」ダイジェスト

  音楽は過去を思い出す楔ですね。

 蒸し暑さの中の雨はもう本当に嫌だったけど、予期せずタイムカプセルを開けたような感覚になった今日は、とってもいい日でした☺︎。

 

ほんとにおわり。

 

【8月1日】マグカップが割れた。

 今日の朝、母親のマグカップが割れた。話を聞く限り父親が突っかかって落としてしまったみたい。

 母は「しょうがないよね」なんて言って破片を掃除していたけど、明らかに気分が沈んでいた。僕はそんなに落ち込むことなのか?なんて思った。だって、家には一体何人家族だよってくらいのマグカップがあるから。一時期、僕や姉がマグカップ集めにハマっていた名残なんだけども。

 食器棚には、スヌーピーやディズニー、ジブリのキャラがプリントされたマグカップがズラッと並んでる。けど、母親がずっと使っていたマグカップは、小柄な女性が使うには大きすぎる、ゴツイ茶色のマグカップ。それは、僕が昔母親に買ってあげたマグカップだった。

 僕の母親はよくブラックコーヒーを飲む。ブラックが飲めなかった中学生の時の僕はその『ブラックを飲む姿』がかっこいいなと思ってた。母親=ブラックコーヒーってくらい、よく見てた。

 そんな中学一年か二年(あまり覚えてない)の時にたまたま雑貨屋で見つけたマグカップは、正直可愛くはなかった。けど、持ち手はしっかりしているし、何よりマグカップ自体がぶ厚かった。「淹れたてのコーヒーは熱くて持てない」って母が言っていたのを思い出して、僕はそのマグカップを買って母親にプレゼントした。

 まぁ、「ゴツイ、重い、可愛くない」って言われたのは鮮明に覚えているんだけど、今にして思えば照れ隠しだったのかも。だけど、あの時の僕は腹が立って、じゃあ使うなとか言ってた。

 多分、それ以来母親はずっとそのマグカップを使ってたと思う。かれこれ8年くらい。

 そんなこと思い出しつつ、僕は粉々になったマグカップを見て「まぁ…これ、ゴツイし重いし、使いにくかったでしょ。」って言った。そしたら母は「あれ気に入ってたの」って言った。

 なんとなく、すごく嬉しかった。

 悲しんでる母親には悪いけど、そこまで大切に使ってくれてたことが分かったから。

 また、新しいマグカップを買って、母親にプレゼントしようと思う。

僕の好きな漫画について語る。

 皆さんは『AQUA』、そして『ARIA』という漫画をご存知でしょうか。

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20代後半から30代の方は知っている方が多いと思いますが、20代前半の方で知っている方は少ないように思います。勝手なイメージですが(笑)。

※『ARIA』は全12巻となっており、『AQUA』全2巻の続きの漫画となっている為、ここからは『ARIA』という一つの作品として統一します。

 僕、この漫画が大好きなんですよね。お気に入りの漫画は枕元に近い本棚にしまっているのですが、この漫画は常に一番近い棚の一番近い場所に置いています。

 この漫画を読んで劇的に人生観が変わったり、自分の考え方に大きな影響をもたらしたり…という事はないのですが、その日一日学校やバイトを頑張って、疲れたー!ってベッドに寝転んで一話だけサッと読む。んで、良い話だったー!寝る!みたいな。そんなルーティンを繰り返した学生生活でした。それは高専を卒業して社会人になった今も変わっていません。

 個人的な話ですが、僕は落ち込むことやちょっと辛いことがあった日の夜、ベッドに寝転んで目を瞑るとその出来事がフラッシュバックして寝付けなくなることが多いです。周りからすれば「そんなことで悩んでんの?!」と言われるようなことでも、その時の僕からすると結構頭を悩ませてしまうんです。

 だけど『ARIA』と出会って少しだけ。いや、本当に沢山の『明日への活力』を貰いました。

 そんな、僕の好きな漫画を紹介したいというのが、今回のブログの話です。

ARIAのストーリー

 かつて火星と呼ばれた星が、テラフォーミングにより地表の9割が海に沈んでしまった水の星『AQUA』となって150年程経った頃。

 主人公・水無灯里は、ヴェネツィアをモデルに作られたAQUAの観光都市『ネオ・ヴェネツィア』で、観光案内を仕事とする水先案内人(ウンディーネ)を目指し、ARIAカンパニーの見習いとして新天地へと飛び込んでいく。

 その中で沢山の出会い、気づき、成長を経て、見習い(ペア)から半人前(シングル)、そして一人前(プリマ)になるまでの物語となっています。

ARIAの魅力①『日常』というかけがえのない『時間』

 ARIAには沢山の魅力があり、それらひとつひとつが互いにその魅力を高め合っているのです。

 沢山あるうちのひとつは、灯里やその友人たちが水先案内人の修行の日々の中で織り成す『素敵な日常』と、その日常の積み重ねの先にある、彼女たちの『成長の瞬間』。

 少年漫画のような手に汗を握る展開はありませんが、ゆったりと、けれど確かに過ぎていく『時間』が愛おしくてたまらなくなるのです。

 一緒に頑張ろうと手を取り合った仲間、愛華・アリスとの日々。

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 会社の先輩として、人生の先輩としていつも一緒に居てくれて、短くない素敵に溢れた時間を過ごしたアリシアさんとの日々。

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 一人前(プリマ)になるという事は、水先案内人の仕事が忙しくなるという事。それまでは一緒に居られた『練習』という時間が無くなってしまうという事。いつか来る『終わり』がゆっくり近づいてくるからこそ、彼女達の『普通』というかけがえのない愛おしい『日常』が、この作品の魅力のひとつになっていると思います。

ARIAの魅力②『日常』を支えるネオ・ヴェネツィア天野こずえの画力

 灯里たちが過ごす日々は手に汗握るものではない。積み重ねた日常回が、いつか来る成長の瞬間の感動を何倍にもする。山場が面白いのは分かった、じゃあその普段の日常回はどうなんだと思う方。ご安心ください。その日常回もまた、とても素敵なお話の連発なのです。

 ゴンドラを掃除、メンテナンスするだけの話。高潮や梅雨の中であえて街へ遊びに行く話。雪だるまを作るだけの話。灯里が過ごす時間は、その気になればその世界の人ならだれでもできるもの。けれど灯里はその中から『素敵』を見出すことで、『普通の日々』を『素敵な特別』へと変えていくのです。

 その為には、まず「普通」を描くための土台となる『ネオ・ヴェネツィア』がしっかりと描かれていなければなりません。つまり、ネオ・ヴェネツィアがフィクションではなく、灯里たちにとってのリアルであることが重要です。一言でいうと『没入感』です。

 そんな『没入感』を高めてくれるもの、それが作者:天野こずえさんの『画力』です。

 風に靡く髪を見るだけで、潮風の涼しさを感じてしまうのです。モノクロの絵から、遥かなる蒼色を感じてしまうのです。静止画の中で、風が吹き、海が凪ぎ、彼女達の息遣いが感じられるのです。

 あの世界はフィクションですが、本を開くと確かにそこにある、もう一つのヴェネツィアなのです。

ARIAの魅力③『日常』と『特別』、時々『摩訶不思議』

 ARIAには、時々ちょっぴりホラーチックなお話が急に飛び込んできたりします。直前までほっこりドキドキして、ふふってなっていたのに、次の話は背中がゾッとするようなものがいきなりやってきたりするのです。

 ARIAは、日常の中にテラフォーミングなどの進んでいる技術と、妖精や精霊といった不確かなものの両方が出てくる珍しい漫画で、そのアンバランスさを絶妙に物語のスパイスや緩急に織り交ぜてくるのです。

 けれど、それらのお話は『ホラー』とは言い切れず、『オカルト』とも言い難いもの。やっぱり、しっくりくるのは『摩訶不思議』。

 『普通』と『特別』という表裏の間から、たまに顔を出してくる不思議なお話が、僕は大好きだったりします(笑)。

おわりに。

 さて、ここまでつらつらと書いてみました。いかがだったでしょうか…。読んでみたくなった、もう一度読み返したくなった、などなど、もしARIAに興味を持っていただけたのならとても嬉しいです。

 6,7年前に古本屋でたまたま手に取った漫画の表紙がとても美しく、中身も見ないでレジに持っていったのがAQUAの一巻でした。そこから少しずつ買い集め、ゆっくりじっくり読みました。

 灯里の言葉で笑顔になって、灯里の成長に涙して、すごく心が軽くなったのを今でも鮮明に覚えています。

 皆さんにとってもタカラモノの漫画があると思います。大切にしている漫画があると思います。そのタカラモノが、僕にとっての『ARIA』です。

 皆さんはおすすめの漫画はありますか?人に薦めたくなる漫画はありますか?良ければTwitterにでも呟いてみてはどうでしょうか。同じ趣味の方や、興味を持ってくれる方がいらっしゃるかもしれません。

 好きなものを好きって言いにくいし、嫌なものを嫌とは言いにくい今のご時世ですが、自分の好きなものを大事にしていくと同時に、誰かの好きを尊重していきたいです。

 そして、自分の『好き』と誰かの『好き』が重なる幸せを夢見て、これからも色々と発信していきたいと思いつつ今回はこの辺で終わろうと思います。

 ここまで読んでいただきありがとうございました!

 ぷいぷいにゅっ!

ポケモンの映画見てきたよ ※軽微ネタバレあり

ポケモンの映画見てきた。

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小中とポケモンをやってたけど、高校入った位から段々とやらなくなってきた僕にとって、今回の映画は刺さりまくった…。

ストーリーは分かりやすかった!

『分かりやすい』=『単純な子供向け』じゃなくて、ポケモンっていうタイトルが持つ純粋なパワーや魅力を、すごく丁寧に掬い上げて僕に教えてくれる感じ。

フウラシティの一年に一度の『風祭り』。

その『風祭り』を中心に集まった沢山の登場人物。

皆、心の中に『ネガティブな自分』を抱えている。

足を怪我して以来、走る事を止めてしまった陸上少女。

嘘や見栄を張り続けてきたおじさん。

大勢の人の前で話すことができないポケモン研究者。

ある理由からポケモンを遠ざけているおばあさん。

そして、街全体に流れる『ゼラオラの呪い』の噂。

それぞれが自分の弱さと向き合って、走り出して、沢山の小さな奇跡を起こす。

その一つ一つが積み重なって、ひとつの大きなの奇跡を起こす。

そんな感じの物語。

 

この物語の中で僕が特に良かったと思ったのが、それぞれの人とポケモンをきちんと掘り下げていたこと。

だからめちゃくちゃ感情移入できた。

 

モンスターボールという拘束力がなくても、『一緒に居たい想いがあれば友達や相棒になれる』ことを描いたシーン。

逆に最初は弟に捕まえて来てほしいと頼まれたから捕まえた『モンスターボールで繋がった縁』だったけど、最後には一緒に何かを成し遂げたいとポケモンと人が寄り添いあうシーン。

踏み出せない自分の背中を、ポケモンがそっと押してくれるシーン。

ひとつひとつにドラマがあった。

ひとりひとりにはそれぞれ過ごしてきた時間があって、積み重ねてきた努力もあれば、今悩んでいる弱さは自分の責任で。

ひとりだったらきっと、うじうじしたまま日々を過ごしていただろうし、乗り越えるのに時間が凄くかかっていたと思う。

だけど、ネガティブな気持ちで蓋をしていた「陸上で頑張ってきた努力」や「仕事にかけてきた情熱」が『ちゃんとあなたなんだよ』って、『自信をもって』って、ポケモンたちが伝えてて。

そして、サトシは言ったんだ。

「ひとりじゃできないことも、ポケモンとならできる!力が沸いてくる!それがポケモンパワーだ!」って。

高いハードルを越えるエネルギーは一人じゃ足りないかもしれない。

だから、ポケモンの力を借りる。

その『力』は火や水、氷、風、電気みたいな、単純明快な『エネルギー』じゃなく、きっと目に見えない『絆』がもたらしてくれる『勇気』なんだと思う。

サトシの言葉を聞いた時、マジで涙が止まらなかった。

本当に素敵な『みんなの物語』だった。

 

ブルーレイ出たら買うと思う。

それぐらい僕にとって大好きな作品になったよ。

 

おわり。

 

ーーー

余談ですがEDで流れたポルノグラフィティの『ブレス』の歌詞がめっちゃ刺さった。

どこの部分とは言わないけど、もしポケモンをこれから見にいく人は、最初にブレスの歌詞を読んでから見るといいかも。

まぁ人の楽しみ方はそれぞれだから、読み流してくれていいですが(笑)。

Aqours目的の音楽の日でたまたまブレスを聞いてiTunesでDLしてて、いい歌だなぁって聞いてたんで、ポケモンの主題歌って知らなかった僕にとって一番のサプライズでした。

最初に聞いたブレスと、映画を見終わった今聞いたブレスはちょっと違う味わいになったんですよね…。

もう1回見に行きたいなー!!!

という訳でほんとにおわり。

ここまで読んでくれてありがとう。

またね。

【レビュー】Detroit:Become Humanが面白い!【ネタバレなし】

皆さんこんにちは、とっきーです。

今回は『Detroit:Become Human』というゲームのレビューをしたいと思います。

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このゲームにどっぷりとハマり、一気に一周目を終えた私が思う『このゲームの面白さ』が少しでも伝わればなと思います。なお、現在絶賛二周目をプレイ中です!

選択肢の多さが『あなただけの物語』を作る!

さて、このゲームの一番の特徴は『オープンシナリオ方式』でしょう。

今までプレイしてきた中で一番選択肢が多かったゲームでした。

選択肢は気が遠くなる程で、その選択ひとつで命を落とすかもしれない。大切な誰かが死ぬかもしれない。逆に大切な人を救う一手になるかもしれない。選択肢は希望と絶望で溢れています。

だからこそ、私達プレイヤーは考える。

この選択肢は明るい未来に繋がっているのか?

ここは大人しくするべきなのでは。

いや、ここは大きく動かないと。

私達が操作するのは『アンドロイド』です。しかし、彼ら、彼女らの未来を考えている時、私は確かにあの空間、あの状況の中を生きていました。

私が選んだ選択肢の通りに物語は動きます。ということは、あの世界の主人公は『紛れも無い私』で、あの世界で起こることは『私に起こり得たかもしれないifの世界』なのです。

自分でプレイした後、ゲーム実況者のプレイ動画を見ました。

私とはまるで違う世界をプレイするその動画はとても眩しく、とても幸せそうで、けれど『なにか違う』感覚がありました。

当然です。

それはその人の世界であって、私が悩んで、痛みを負って、必死に掴み取ってきた世界ではないのだから。

だからこそ、例えハッピーエンドとは言えない結末だったとしても、私は『わたしだけの物語』が一番好きです。

時を戻して選択肢をやり直そうとも思いません。

辛い現実だったけれど、私の物語を一緒に駆け抜けた主人公たちの頑張りを、私は胸を張って抱きしめ続けます。

様々な視点から見えてくる『あなただけの価値観』

このゲームの二つ目の特徴、それは主人公が三人いるところです。

際限なく発生するアンドロイドによる傷害、殺人事件の解決のため導入された、最新鋭の性能を持ったアンドロイド捜査官のコナー。

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人間のアンドロイドに対する不当な扱い、理不尽な暴力から革命を起こそうとするマーカス。

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例え機械だったとしても、家族を守ろうと立ち上がったカーラ。

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このゲームの凄いところは、『考え方や視点が違う主人公三人』を群像劇のように操作するのに、それぞれに感情移入できるところです。

一人目の主人公、コナーはアンドロイドなのに同族を狩る側です。

上官の期待を裏切りたくない。相棒と事件を解決したい。

しかし、自分と同じアンドロイドを狩り続けることは本当に自分がするべきことなのか。悩み、考え、答えを出す。その答えはプレイヤーの数だけあります。 

是非、あなただけが見つけることができる答えをコナーと探してみてください。

二人目の主人公、マーカスは革命の主導者です。

自由を、権利を、尊厳を求めてアンドロイドたちを導きます。

この文章だけでは、彼の進む道は王道、もしくは覇道のように思う方がいるかもしれません。しかし、彼が進む道はきらびやかなものではないのです。

彼は一番多くの辛い選択を迫られるでしょう。

求めるものは『自由』と『権利』という理想。

しかし、その理想を手に入れるためには多くの困難と悲しみが待ち受ける。

じゃあ対抗するための手段は?

仲間を守るための暴力ですか。

仲間を犠牲にして伝える言葉ですか。

私は本当に悩み、答えを出しました。

皆さんの出した答えも、いつか聞いてみたいですね。

三人目の主人公、カーラは愛する人を守ろうとするアンドロイドです。

コナーは『自分は何者で、何をするべきか』を探し、マーカスは『アンドロイドの未来』を求めます。彼らの考えや境遇、大切にしている想いを誰よりも近くで見ていくことになるプレイヤーは、彼らに感情移入せざるを得ません。

しかし、おそらく三人の中で誰よりも感情移入してプレイすることになるのはこのカーラでしょう。

彼女は家事を手伝っていた家の少女、アリスと行動を共にします。

『血のつながりはなくとも、一緒に暮らす家族になりたい』。

ただそれだけの事を求めた彼女に、なぜこんなにも沢山の困難が降りかかるのか。どうして、家族になりたい二人を引き裂くように世界が動くのか。

私はコントローラーを握りながら、作中の世界を憎んだりもしました。

それほど、この世界をリアルに感じたんです。

私はカーラの未来を幸せで溢れるものにしたかった。

心からの笑顔を咲かせたかった。

けれど、私にはできませんでした。

今二周目をプレイしている一番の理由は、『カーラを笑顔にしたい』。

ただそれだけの気持ちです。

主人公たちの為の世界ではなく、世界の中を生きる主人公たち

何を当然のことを、と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、これがかなり大切なのです。

このゲームは『没入感』がカギとなるゲームです。

アンドロイドを操作するプレイヤーという立場から、少しずつ同調していき、最後には自分がコナーに、マーカスに、カーラになっていると錯覚するほど。

だからこそ選択肢に重みが出ますし、選択の先の未来に一喜一憂する。

では、その没入感を支えるものは何か。

それは『世界観』です。

私達は世界を歩き続ける中で沢山の出会いがあります。

アンドロイドに友好的な人。

アンドロイドを心底毛嫌いする人。

何を考えているか分からない人。

そしてもう一つ大きいのが『雑誌』です。

いたるところに置かれている雑誌は、ぜひとも目を通していただきたい。

アンドロイド社会ゆえのニュースで溢れています。

アメリカとロシアが北極の資源を求めてアンドロイドの探索隊を派遣しただとか、太陽系の衛星に微生物程度の生命体が見つかって、それらを調査するためにアンドロイドが作られているとか。

正直な話、コナー、マーカス、カーラの物語には全くと言っていいほど関係ないものばかり。

しかし、それらが重要なのです。

自分が動いている世界のどこかで、多くの善意、悪意、思考が渦巻いていて、その激動する社会の渦の中にちっぽけな自分がいて、自分なりに抗い続ける。

彼らの為の世界じゃない。

大きな世界の中に、彼らがいる。

たったそれだけの事を念頭に置くだけで、このゲームはどの映画よりも、ゲームよりも、リアルになるのです。

より楽しむためのアドバイス

ざっくりとしたゲームの世界観、あらすじを書いてきました。

少しは興味が出てきましたでしょうか?

もしそうなら凄く嬉しいです。

さて、ここではわたしから少しだけアドバイスをしたいと思います。

このゲームは、基本的にゲームオーバーはありません。

失敗したら失敗したなりの物語が続きます。

痛みを感じる未来になるかもしれない、大切な人を失うかもしれない。

もしかしたら、主人公が死んでしまうかもしれない。

けれど、物語は続いていく。

だからこそ、失敗を怖れないでほしいのです。

ゲームをクリアしようなどと思わないでほしいのです。

 

あなたが同じ立場になった時、どんな選択肢を選ぶのか。

自分の価値観、思考を信じてほしい。

「いや、人間とアンドロイドなら人間の方が大切だろ」と思うのであればそれでかまいませんし、「何とかして幸せにしたい」と思うのであれば、その気持ちを信じてほしい。

とにかく、

初めてのプレイは、自分の気持ちを信じてプレイしてほしいのです。

 

このゲームをプレイして、私は

家族ってなんだろうと思いました。

自分ってなんだろうと思いました。

何を大切にして生きているんだろうと思いました。

 

主人公、アンドロイドなんですよ。

しかし、今の私は、自分の人生について思いを馳せています。

 

Detroit:Become Human

このタイトルが名付けられた理由はきっと、プレイした後なら分かる気がします。

 

 

では、デトロイトで会いましょう!

 

届いていたらいいな。

皆さんこんにちは、とっきーです。

2018年6月9,10日に行われた、ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 3rd LoveLive! Tour WONDERFUL STORIES~に両日現地で参戦してきました。

今回は『どうしても残しておきたい』と思ったものだけを書いていきます。

『僕の軌跡』と『3rdでどうしてもやりたかったこと』

3rdへ向けてずっと準備をしてきた人。

等身大で受け取ろうと素の自分でライブへ臨んだ人。

ライブ前の過ごし方は様々です。

どれも素敵なことだと思いますし、Twitterの皆さんの呟きを見ていて、ひとりひとりのライブ前の時間は全部間違いなく、最高の正解だったんだなと思いました。

私はライブへの準備目的ではありませんが、アニメ2期放送開始から今まで、いっぱい、いっぱい、想いを綴ってきました。

 全部全部、僕がやりたかったことは『千歌ちゃんに想いを届けたい』。このひとつなんです。

でも届かない。どんなに文字を綴って、想いを紡いだって、僕の声は千歌ちゃんには届かない。届かないんですよ。当然ですけど、文字通り次元が違いますから。

 

2期6話。

千歌ちゃんが挫けかけた時。

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2期7話。

千歌ちゃんの目の前の道が鎖されかけた時。

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2期12話。

千歌ちゃんが想いの重さに直面した時。

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2期13話。

千歌ちゃんが過去のリフレインに涙した時。

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僕も気持ちを伝えたかった。

『大丈夫、きっとできるよ。心ゆくままに飛んでいいんだよ。』って。

『未来は千歌ちゃんの手の中にあるんだよ。』って。

『自分がやりたいことをしていいんだよ。』って。

『これからも楽しいことがいっぱいあるよ。』って。

『千歌ちゃんは最高のリーダーなんだよ!!!』って。

 

 

だからでしょうか。

3rdが近づくにつれて、一つ欲が生まれました。

 

3rdで『勇気はどこに?君の胸に!』が披露されたら、みかん色のブレードで伊波杏樹さんを指差して、

その向こうにいる千歌ちゃんへ向けて、大好きで大切なあの歌詞を、大声で歌おう!って。

 

どのタイミングで、どんな演出で披露されるのかなんてわからないけど、絶対やろう。

そう心に決めました。

 

そして、ライブ当日を迎えました。

 

3rdで起きた『奇跡』

一日目の席は、ちょうどセンターステージが真横から見える一塁側スタンド最前から2列目。

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アンコール明け一発目は大好きな『Landing action Yeah!!』で、三塁側、つまり僕の席とは逆側からAqoursがトロッコに乗ってスタートしました。

大好きな曲を歌うAqoursは遠くて。でもそんなの関係ないくらい楽しくて。

最高のランアクで会場の皆が一つになった!超楽しい!!と思った折り返し地点。

勇気はどこに?君の胸に!のイントロが流れ出しました。

くる。

僕の目の前を通る。

距離的に僕の前を通る時は2番当たりだ。

自分の感情は最高に高まって、ボロボロ泣きながら、笑いながら。でも頭のどこかで、冷静にその時を逆算する自分がいました。

一番のみのショートver.でも、皆での合唱でもやってこない、正真正銘3rdで初めて披露される二番。

そしてその時がやってきました。

歌詞のひとつひとつが頭の中を流れ、喉を震わせて、叫んで。

涙で視界はぼやけてしまっていたけれど、サビを歌う僕の目の前で伊波杏樹さんが手を広げていて。

僕はみかん色のブレードを伊波さんに、その奥にいる千歌ちゃんに向けて、今までで一番大きな声で叫びました。 

その勇気は君にあるよ!

(勇気はどこに?君の胸に!-Aqours)

 僕に向けたものではないだろうけれど、伊波さんは笑顔で両手を広げたまま、頷いてくれていました。

 

 

 

これは興味ない人にとっては、鼻で笑われる話。

ただの小さな偶然の話。

でも、僕にとっては大きな、大きな、奇跡が起きた話。

 

千歌ちゃんについての記事を書き続けた時間の中で、辛い言葉を投げかけてくる人もいました。

でも、その辛い言葉を打ち消してくれて、優しい言葉を掛けてくれる人たちが両手じゃ数えきれないほどできました。

千歌ちゃんを支えたい一心で駆け抜けてきた僕を、皆さんが支えてくれていたんです。

あの日、あの席で、やりたいことを心から全力で出来たのは、皆さんのお陰なんです。

AqoursのWONDERFUL STORIESに、僕の、僕らの物語を含ませることができました。

 

心から、皆さんに感謝しています!!

 

本当に言えてよかった!

言い続けてきてよかった!!

これからも、ずっと、ずっと!!!

千歌ちゃんを応援し続けます!!!!

 

ここまで読んでいただき、本っっっ当に!!

ありがとうございました!!!