世の中には沢山の作品が溢れている。それは胸が熱くなるようなエンターテインメントかもしれない。世論へ呼びかけるメッセージが込められているかもしれない。そして、不意に訪れた『耐えることのできない悲しみ』を『物語という枠』に落とし込み、『意味』を付加し、乗り越えるための『受け皿』にしているものもあるのかもしれない。
私たちはそんな文章を読み、登場人物に自分を重ねたり、新たな『気づき』を得たりする。文字が、時間を飛び越えて筆者と読者を繋ぐのです。
今回ヴァイオレットに舞い込んだ依頼は『一度捲れば崩れてしまう本たちの内容を新たに書き起こす』もの。言わば、過去の人々の想いを後世へと残すための、ただの橋渡しです。
しかし、翻訳家が訳した文章を書き記す依頼の過程で、彼女は思うのです。
「遥か昔の人たちは、どんな思いでこの物語を書いたのだろう」と。
今回の6話は、天文台、彗星、御伽噺と、沢山のロマンあふれる要素がいつもの如くヴァイオレットの心を彩っていきます。しかし前回のラストでディートフリートに言われた『人殺しのそしり』が、ヴァイオレットの胸に引っかかる。自分の事を「素晴らしい仕事に見合うだけの人間なのだろうか」と信じることが出来ない。
そんな彼女は、ある青年リオンと出会います。
親のいない孤児だった為、天文台の寄付で生活していた彼は、周りから厄介者扱いを受けていました。そんな彼は、孤独な自分を守るために周りを下に見ることでプライドを保つ不器用な人。
互いに歪な心を持って出会った二人は、漠然とした『孤独』の中で共鳴し合い、『寂しい』の意味を知り、そして笑顔で別れていく。リオンの恋心は始まる前に終わりを告げたけれど、彼は澄み渡る空に決意と再会の願いを叫ぶ。
今回はそんなお話です。
さて、今回の6話は『自分を信じられなくなったヴァイオレット』という軸と『他人に心を開いていないリオン』という軸が二重螺旋のように絡み合い、一つの物語として語られています。沢山の要素が互いに影響を与え合うことで、たった1話の中でかなりの情報がやり取りされているのです。
今回は、そんな6話を細かく見ていきたいと思います。
少し長いですが、よろしくお願いします。
ディートフリートとヴァイオレット
今回の6話では直接の出番は無かったディートフリートですが、彼が5話の最後に投げかけた『人殺しのそしり』が『ヴァイオレットの悩み』へと形を変えて、今回の6話全体へと覆いかぶさってきます。
『疑問』は『成長の証』
多くの命を奪ったその手で、人を結ぶ手紙を書くのか?
この言葉から分かるのは、ヴァイオレットが現在身を置いている『自動手記人形』という職がとても素晴らしいものである事。それは彼女自身の口からも語られています。
最初は任務だと思っておりました。
ですが、色々なお客様のもとでその思いを紡ぐ、そして時にこのような古い書物を書いた方の考えを受け取って、それを書き記すというのは、とても特別で…素晴らしいことだと思えるようになりました。
このように思える心が育っている時点で、彼女は二度目の生を受けたスタート地点からは予想もつかないほど前進しているはずなのですが、ディートフリートの言葉によって、彼女はひとつの疑問を持つようになります。
私は、そのような素晴らしい仕事に見合っているのでしょうか。
もしディートフリートが1話時点のヴァイオレットに同じ質問をしたなら、彼女はきっと「ギルベルト少佐の指示ですから」というような事を言い、悩むことさえなかったと思います。
しかし、今の彼女はそうではない。
不完全ながらも芽生え始めた心によって『はっきりとは分からないけれど、私は取り返しのつかないことをしてしまったのではないだろうか』という漠然とした不安が生まれ、疑問を生んだのです。
つまり、この疑問によってヴァイオレットが悩んでいるという事実が、少しずつ彼女の心が成長している証にして、『戦争の道具』から『良き自動手記人形』へと変わり始めていることを示しているはずなのです。
戦争の道具と良きドールの境界
しかし、『戦争の道具』から『良き自動手記人形』へと変わるためには、どうしても越えなければならない大きな壁があります。それは、どれだけ彼女が今を精一杯生きようが、自信を持とうが、いつかは必ずぶつかってしまうしまう壁。その壁こそがディートフリートの言葉、つまり『消えることのない過去の過ち』なのです。
しかし、その過去と向き合うためには、きちんと『人の心』を理解する必要があります。自分がしてきた事が相手にどのような痛みを与えてしまっていたのかを、『頭』ではなく『心』で理解しなければならないのです。
そのためには『戦争の道具』でも『任務をこなす自動手記人形もどき』でもいけない。ヴァイオレット・エヴァーガーデンという一人の『人間』として、『寂しさ』や『愛しさ』を実感することが大切なのです。
人の心を理解すること。自分の心を理解すること。それらは今までやってきた事となんら変わりなくヴァイオレットがずっと真摯にやってきたことで、彼女が過ごしてきた時間は間違いでも無駄でもなかったのです。
しかし、その事をヴァイオレットはまだ理解できません。
ディートフリートの言葉は確かにヴァイオレットの心を刺し、彼女は悩み、苦しんでいます。けれどこの悩みは、彼女がもう一段階上に進むためにはどうしても必要なことです。
また、発端はディートフリートでしたが、ヴァイオレットが苦しんでいるのはその棘の所為だけではなく、刺さった棘の痛みで、自分の心が消えない火傷を負っていることに気付き始めたからなのではないでしょうか。
リオンとヴァイオレット
リオンとヴァイオレットには多くの共通点がありますが、その中でも強烈に二人がシンパシーを感じたのが『孤独』です。リオンとヴァイオレットは、互いに『一人』だったからこそ、『二人』になれたのです。
孤独の共鳴と恋心
先のあらすじにも書いた通り、リオンは孤児の為天文台の寄付で育てられた過去を持っており、そんな彼を同僚たちは蔑み、虐げてきました。
リオンの同僚たちは、馬鹿にした口調で彼の隠したい過去をヴァイオレットへ告げ口します。
シャヘルへの寄付が無けりゃ、ここで働くこともできない孤児だったんだ。
しかし、悪意に塗れた彼らの言葉は事実で、リオンは言い返すことが出来ません。今までは耐えればよかった。影の中でうずくまって、「あんな奴ら」と独り言ちて、小さなプライドを守っていればよかった。
今回も今まで通り、背を向けて逃げようとした時、リオンに想定外の事が起こります。
リオンを蔑み、ヴァイオレットを口説く彼の同僚たちに、彼女は怒りの感情を見せるのです。
生まれや育ちで会話をする相手が限られるのなら、私には関わらない方が良いかと思われます。
君、リオンがパートナーだから庇っているんだろう?
いいえ、事実を言っているだけです。
この言葉の裏には、ディートフリートの言葉によってヴァイオレット自身が自分を信じられていないからこその説得力があるのがとても辛いです。
同僚たちがリオンに向けた言葉は、そのまま共通点の多いヴァイオレットへも向かっていきます。そのため、彼女は作中でまだ一度も見せていない『怒り』を、この6話で見せたのではないかなと思います。
また、この時の状況は『逃げるリオン』と『立ち向かうヴァイオレット』という対比ですが、それと同時に、どちらも『過去に囚われている』という共通項もあります。
陽の当たる場所(=現在)に立っていつつも、二人とも顔は陰の中(=過去を向いている)にいるのです。
だからこその、
少し、似ていますね。
なのです。
今二人が立ち尽くしている現在地点は、沢山のしがらみが枷のように絡みついて動けなくなっているもの。しかし、その枷は一人では外せなくとも、二人ならば意外と簡単に外れることもある。何かひとつのきっかけで動き出せるようになることがある。
そのきっかけこそがリオンの『恋心』なのです。
彼は恋に落ちたことで、周りの陰口を気にしなくなりました。陰口への反論に使われていた彼の頭はヴァイオレットを彗星観測に誘うという目的の為に使われ、立ち止まっていた足は力強く踏み出します。そこにはもう、今までの彼の姿はありません。そして、そんなリオンの前向きな変化は、孤独の共鳴を通じて無意識の内にヴァイオレットにも伝播していくことになります。
習性
ヴァイオレットが誰かと食事することを極端に避けていた理由、それは
習性です。
食べている時と寝ている時というのは無防備です。敵への反応が遅れます。
"戦争の道具"としての習性だから。
優しい言葉だろうと棘のある言葉だろうと、周囲の人間に何を言われたところで、誰よりもヴァイオレット自身が、自分を『戦争の道具』だと思っているのです。
しかし、リオンは言います。
私は昔、軍人でしたので。
軍人?!
おかしいでしょうか?
おかしい!どこから見ても、ただの女だろ。
写本課として、何冊、何文字と翻訳してきた彼の目は、あらゆる事柄の本質を言語化する。これもまた、写本課としての習性でしょうか。
ただの…?
ああ、ただの女だよ。
『孤独』という心の繋がりを通して、彼の言葉は彼女の中へするりと入っていく。
確かに過去は紛れもない『戦争の道具』だった。当時の周りの人間たちも皆、彼女をそのように扱った。しかし、今は違います。
今の彼女は、命を奪ってきたその手で小鳥たちにパンを与え、広大な空と雲海に想いを馳せる、ただの女なのです。
この2つのカットは、小鳥と少女という『小さな世界』と、少女と大空という『大きな世界』の間にいる『ただのヴァイオレット・エヴァーガーデン』を表しているように思うのです。
ヴァイオレットの後ろ姿が陰になっているということは、今の彼女は全身いっぱいに陽の光を浴びているはず。辛い過去の回想に囚われてばかりで狭くなっていたヴァイオレットの視界が、一気に開けた瞬間だと思いました。
一瞬の3日間
この作品は、時間の経過に特に力を入れているように思います。空模様をタイムラプスのように描きながら青空を夕空に変えていったり、恋文が届くたびに花瓶に生けてある薔薇の本数が多くなっていたりと、とても凝った表現がなされています。
しかし、今回はリオンの誘いにヴァイオレットが乗ったその日から三日後の天体観測の日まで、時間経過は全て『窓にもたれて呆けるリオン』で描かれています。三日を6秒です。
しかし、この一瞬で過ぎるような描き方から、ヴァイオレットとの天体観測を楽しみにしているリオンの体感時間を表しているように感じるのです。
最初見た時は「ずいぶん駆け足だな、尺の問題か?」と思ったのですが、今はこの描き方が一番「リオンらしいな」と思うようになりました。
最後の共鳴
さてさて、そうして天体観測することになったヴァイオレットとリオン。彗星が極大を迎えるまでの時間、2人は夜空の下で嘘偽りないまっさらな心と言葉で向き合います。
心の距離
冷え込む夜の天文台。リオンはヴァイオレットに毛布を掛け、温かいスープを渡し、ヴァイオレットはそれらを受け取ります。
このシーンは何気ない行動のように見えますが、リオンは女にきつく当たってしまう呪縛から解き放たれていますし、ヴァイオレットは軍人ではなく普通の人としての『生活』(=衣食住のうち、衣(毛布)と食(スープ))を受け取ります。
もしかしたら、二人がお互いのパートナーでなければ、リオンは毛布やスープを渡さなかったかもしれない。ヴァイオレットは差し出されたものを断っていたかもしれない。
けれど、ずっと孤独だった二人だから。孤独に悩んだ日々だったから。『孤独』を目印に二人は心を通わせ、不器用なりに一歩前進したのです。
この『毛布とスープを渡し、それを受け取るシーン』は、2人にとって、とても大切な瞬間を切り取ったものだと思いました。
触れ合い分かる心の形
夜空の星々に照らされつつ、リオンは身の上話をし始めます。父が文献収集をしていたこと。母が旅芸人だったこと。行方不明になった父を探しに、母が自分を捨てた事。それらを通して、リオンはある解を導き出します。
恋愛というのは、人をそんなふうなバカにおとしめてしまう。
だから俺は…
言わない言葉の先は「そんなバカにはならないように、女にきつく当たるようになってしまった」、でしょうか。
旦那様はお母様の事が、とても大切だったのですね。
そんな彼を見て、ヴァイオレットが『リオンの少し棘のある言葉は、母親を大切に思っているからだ』と思えたことが、彼女が良き自動手記人形としての能力を持っていることを示しているのですが、まだ少し足りない。
そっちはどうなんだ。
私には、血の繋がった家族は居ません。ただ、ずっと庇護してくださった方はおりました。今は離ればなれですが…
大切に思う気持ちがあって、それが手の届かない場所へ行ってしまった喪失感に、彼女は何と名前を付けたらいいか分からないのです。
じゃあ、その人の事を思い出すことはないか?
いつも、思い出します。
会えない日が続くと、胸がグッと重くなったりしないか?
なります。
はは、それが寂しいってことだよ。
それが”寂しい”?
リオンもヴァイオレットも、自分のことが見えていなかったけれど、他人の事は良く見える。そして、互いが互いに『求めていた答え』を教えることで、その答えは巡り巡って自分自身に返ってくるのです。
リオンは母親、ひいては"女"に悪態を吐いていましたが、その裏に母親が大切だった気持ち、母に捨てられて寂しかった気持ちがあることに気付きました。
ヴァイオレットは、少佐に会えない日々の中、ずっと胸に渦巻いていた辛い感情が"寂しさ"という名前であることと、分からないと思っていた寂しさを、本当はずっと感じていたことに気付きました。
そうして寂しさを見つけることができたヴァイオレットを見て、リオンは彼女にひとつの質問をします。
その別離は悲劇にあらず
なぁ、もし俺との契約期間中にその人が危険な状況に陥っているって聞かされたらどうする?
行っても助けられるかどうか分からない。
それでも、そいつのところへ行くか?
ヴァイオレットは『合理的で無機質的、それでいて芯の強い美しさ』を備えており、リオンがバカにしてきた女性像とはかけ離れています。だからこそ、彼は質問をするのです。恋に落ちてバカになって自分を捨てた女(=リオンの母親)と同じ状況になったら、どうする?と。
…悪い、困らせたな。
いいえ。
その問いには選択肢が無く、旦那様にどう謝罪しようかと…
私にとってあの方の存在はまるで世界そのもので、それが無くなるくらいなら、私が死んだほうがいいのです。
いや、驚いた。お前、そういうこと言わなそうなのに。
それじゃあまるで…まるで…
そして、彼は痛感します。彼女の運命の人は自分ではなく『あの方』なんだと。
そして、彼は見つけます。母が父に運命を感じ、自分を置いてでも探しに行きたくなるほどの愛を。
そんな時、最も美しい乱入者が尾を引いて現れます。
200年に一度しか見ることのできない彗星を、運命ではない2人が見上げ、ヴァイオレットは代筆で覚えた「妖精王ラインハルトの嫁取り」から一節を呟く。
その別離は悲劇にあらず。
永遠の刻流れる妖精の国にて、新たな器を授かりて
その魂は未来永劫守られるが故に。
この妖精王の逸話を著した人は、アリー彗星が接近した年に蔓延した疫病で多くの人が死んでしまったことを『妖精王が気に入った人間を妖精の国に連れて行った。その魂は死んだのではなく、ずっと守られていく。』=『別れは悲しいものではなく、新しい幸せのはじまりなんだ』という物語に落とし込みました。
この妖精王の物語はフィクションの優しい嘘なのだけれど、それでもこの文章に込められた『悲しみの中にいる人たちに元気になってもらいたい』という想いはとても美しいと思うし、その文章が400年の時を超えて、リオンを励ましているように聞こえるのがまたとても美しいと思うのです。
Wherever You Are,Wherever You May Be
200年周期の彗星のように、もしかしたらもう二度と会えないかもしれない二人は、笑顔で別れていきます。
俺は今写本課にいるが、本当は父さんと同じ文献収集がやってみたかったんだ。
暗い陰の中、ゴンドラに乗り込むヴァイオレット。本当にやりたかった事を口にするリオン。
俺もお前と同じように、大陸中を回る。
危険な目に合うかもしれない。命を落とすかもしれない。
でも、でも、俺はその道を選ぼうと思う。
ゴンドラは陰から陽の当たる場所へと動いていく。
はい。
リオンもまた、それを追いかけるように陰から陽へと足を進め、そのまま『保護=安寧=停滞』のメタファーである安全柵さえも超えていく。
そしたら、いつか、いつか、どこかでまた会えるかもしれない!
その時は、また一緒に星を見てくれるか?
なぁ、ヴァイオレット・エヴァーガーデン!
確かに清々しい表情の中に、失恋による悲しさ、悔しさの存在が見て取れる。けれど、運命の関係ではなかった二人の出会いは、きっと二人にとって心から大切なものになったと思うから。
俺は、もうためらうことはないだろう。
閉じ込められていた扉の向こうに歩きだす勇気を
彼女がくれたのだから。
ヴァイオレットは多くの命を奪ってきたのかもしれない。その手は血に塗れていたのかもしれない。だけど、だけど、彼女が与えたもの、繋いだものまで汚れているとは絶対に思えない。
依頼で人を救った分、人を殺めてしまった過去が許されるとは言わないけれど、それでも、今エリカが自動手記人形の職に前向きに取り組めていることも、ルクリアとスペンサーが笑顔で日々を過ごせていることも、アイリスが就いている自動手記人形の職を家族が応援してくれることも、ダミアンとシャルロッテ姫の結婚も、リオンの未来が光に溢れていくことも、それらは全てヴァイオレットが繋いできた紛れもない事実で、いつか消えない過去になるのだから。
おわりに
今回のお話は6話時点で一番好きです。リオンが好きだ。リオン…。母親も父親も生きていてほしいし、どこかの国でヴァイオレットと再会してほしいよ…。
えー。
今回のお話で、ヴァイオレットは『寂しさ』とは何かというのを理解しました。しかし、『寂しさを理解すること』が、ディートフリートの言葉「多くの命を奪ってきたその手で、人を結ぶ手紙を書くのか?」の明確なアンサーではないんですよね。
けれど、自分がしてきたことの重さを過不足なく受け止めて、背負って、それでも自動手記人形として歩いていくためには、『寂しさ』を理解することは絶対に必要なのです。
ディートフリートの言葉から始まった物語が綺麗に結ぶためには、いくつかの段階を踏む必要があると考えています。それは、
1.ヴァイオレットが『寂しさを理解すること』。
2.その寂しさを元に『大切な人を失った悲しみを理解すること』。
3.過去と向き合うこと。
6話はちょうど『起承転結』の起と承の間あたりでしょうか。知らんけど。
そんな感じで、これからもまったりと感想を書いていきますので、良ければまた読んでやってください。
めちゃくちゃ長くなってすいません…。
ですが、ありったけの気持ちを書けて楽しかったです。
皆さんは楽しめましたか?
もしそうなら嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
次の7話の感想でお会いしましょう!