夏の沼津旅行記

 アニサマに参加するために東京へ来たのだが、せっかくだし沼津行こうってことで、滞在時間6時間の日帰り弾丸沼津旅行を友人と決行しました。

 人生で二度目の沼津ということで頭の中ではやりたいことがぐるぐると回っていたけど、電車を降りると空は高いし風は心地良いしで、逆にゆっくり回ろっか!なんて話したりしました。

行動開始ッ!

とりあえず犬を拾うオタクをやり、(※拾えません)

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沼津駅に戻ってのっぽパンと凍らせたみかんゼリーを購入。食べながらバスに乗車。

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(勇気はどこに?君の胸に!の千歌ちゃんの目線ってこんな感じだったのかなぁ…とか思いました)

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 バスから見る景色は商店街だったり、町並みだったり、正直自分の地元とそこまで違いはないはずなのに、どうしてこんなに見ていて飽きないんだろうなと思いながら、流れていく景色をぼーっと眺めてました。

昼食はデトックス

 そんなこんなで沼津港到着。めちゃめちゃ人が多くてびっくり。ある程度店を見て回って、あのヤバイかき揚げ丼で有名な丸天さんにて昼食。私は鮭いくら親子丼を注文しました。

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 サーモンは脂が乗っていて蕩ける美味しさでした。分厚いのにやわらかく、噛みしめる度に旨みが溢れてくる感覚。

 普段は人の目が嫌なのでおとなしく食べるんですが、あまりの美味しさに大きめの声で「うっま!」って言ってしまいました。言おうとしていたわけじゃなくて、気がついたら言ってたんですよ。たまにあるんです。言ってから「やべ、声大きかったな・・・」って時。この時がまさにそれでした(笑)

 次に口に運んだのは真ん中のいくら。私はいくらが一番好きなので、楽しみ半分、評価してやる!って気持ち半分でいくらを食しましたが、美味すぎて「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”」って声が出ました。完敗でした。

 友人に「汚い声出してごめんね」って言ったら「汚いもんだして綺麗になるからデトックスなんだよきっと」って言われました。その発想はなかった。

 でもそれくらい美味しかったんですよね。一粒一粒のぷちっぷちっとした食感とその後に広がるいくらのあまじょっぱさがもう・・・。

 予想以上に美味しすぎていったん落ち着こうと隣のあら汁を啜ったらこっちもしびれる程美味くて、これが四面楚歌か・・・とか思いました(?)

 昼食の丸天さんの次は、沼津深海プリン工房に並んで深海プリンを買いました。

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 ツイッターで見かける度に気になっていたので実際に買ってみたのですが、思っていた以上に青い。めちゃめちゃ夏って感じでなんじゃこりゃああああってなりました。

 味はポスターで謳われていた通り懐かしい感じ。駄菓子のようなソーダゼリーと素朴な味のプリンで、小さい頃に戻ったような感覚でした。

 プリン完食後はぬまっちゃを買ってバスで沼津駅へ。そこで嬉しい誤算が。

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ルビィちゃんタァクスゥィイイイイイイイイイイイイイイ!!!可愛すぎるッッッッッ!!!可愛すぎるウウウウゥ!!!!!

 乗っていたのはお婆さん。町の風景のひとつとして、このルビィちゃんも溶け込んでいるんだなぁなんて思って嬉しくなりました。

私たちの目的はここ(淡島マリンパーク)に。

 ルビィちゃんタクシーを見送った後、またバスに乗って今度は淡島マリンパークへ。今回の弾丸旅の目当てはコレでした。

 というのも、『リアル脱出ゲーム×ラブライブ!サンシャイン!!』であったサイドストーリーを淡島巡りしながら聞きたいよね、とずっと友人と話していたのです。

 淡島行きのチケットを買い、さあ行くぞー!なんて話していた時、横にAqoursのラムネ売り場があったのでひとつ購入。

 店員さんに「誰がいいとかありますか?」という問に反射的に「千歌ちゃんで!」と行ったのですが、友人曰く僕の声がデカかったらしく、めちゃめちゃオタクしてしまいました。(元々オタク)

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(恋アク千歌ちゃんは何故こんなに可愛いのか。ラムネも美味しかったです。)

 そんなこんなで淡島行きの船に乗船。

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 空は文字通りの快晴。千歌ちゃんが好きな『なんだか熱くなれる夏』の淡島は一段と輝いていました。

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 この街の青空は本当に美しくて、鮮やかで、まるで解像度が上がったような感覚になります。多分これが沼津、内浦、淡島の底力なんだろうなと思いました。

 聖地巡礼でその場所の良さを知って、アニメ抜きでも好きになってしまう。それはきっと出迎える側が優しく手を広げてくれるからで、良さを知ってもらう努力をしてきたからで。

 だからこそ、そういう人たちに幻滅されないようにオタクしたいなぁと思った船の上(約5分)でした。

 そして、淡島に上陸後は目当ての場所だけじゃなく、魚や虫なども見たりしました。

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 1番気に入ってる写真はこの青い魚たち。青い羽根が海に落ちたみたいですごく綺麗でした。

千歌ちゃんと他愛もない話をした。

 時間的に行けなかった淡島神社とテラスを除き、それ以外の全てのサイドストーリーをゆっくり巡ることが出来ました。

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 サイドストーリーは全部好きですが、その中でも一番好きなものはこの獅子岩での一幕。千歌ちゃんと本当に他愛もない話をするんですよ。でもそれが本当に愛おしい時間で、私が1番求めていたものだったんです。

 千歌ちゃんが話す一言ひとことを受け取って、「うんうん」って相槌をうって、一緒に笑って。

 あ、今千歌ちゃんが隣にいるって自然に思えて。

 ゆったりした時間、波の音、風の音、陽射しの中、気がついたら泣いてました。涙を拭ったあとも、他にも沢山の事を千歌ちゃんと話しました。

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 神楽石の場所から浦の星女学院のモデルになった長井崎中学校が見えるのも、千歌ちゃん達が教えてくれなかったら多分一生知らなかったと思います。

特別で大切な『何でもない日』

 イベントもなく、誰かの誕生日でもないこの『何でもない日』のことを、私は『特別な日』として思い出します。

 本当に宝物の記憶で、絶対忘れたくない。

 もし、万が一いつか忘れてしまう時が来たとしても、その忘れてしまう日まで大切にしたい。

 そして、いつか何かのきっかけで思い出して、「楽しかったんだよ」、「綺麗だったんだよ」、「僕はこれが好きだったんだよ」って話をして、また愛したいって思います。

 

 

 

 

つってな(●´ω`●)ゞ笑

 

他にもヒトデやウニ、ナマコを触ったり、

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ウツボかっけえぇぇえええってなったり、

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ひたすら恋アク千歌ちゃんを撮ったり

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してたのですが…

 まぁ、そんなこんなで時間になり、私たちの淡島巡りは終了。

 船の最終時刻的に淡島神社に行けなかったのは少し残念でしたが、それは次の楽しみにしておきたいと思います。

 帰る時、チケットの裏を見たらもう終わったはずの脱出仕様になっていてすごく嬉しかったです。

 

 

淡島、脱出。

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本当に楽しい6時間でした。

また来ますね!