どうも、こんばんは。
もうね、New winding roadの話がしてぇんすよ…。
この気持ちを誰かと分かち合いたいんすよ…。
聞きました?6巻の特典、小原鞠莉ソロ曲のNew winding road。
めちゃくちゃ良かったですよね。
僕、とっきーって名前でTwitterやらせてもらってるんですけど、『エモ太郎』って名前もあるんですよ(笑)
まぁそんな話は別にいいんですけど…だからこそ最近は「エモい」を使わずにちゃんと言葉にして呟こうと思ってて。
でも、あの曲を聞いた時は本気で言葉が出なくて。
何を綴っても薄っぺらくて。
この曲に関してはもう『エモい』しか言えませんでした。
140文字じゃ収まらないし、そもそも心が震えているこの気持ちをどう書いていいのかもわからないし。
だからまぁ…綺麗にまとめられないなりに、感想垂れ流していきます。
イメージはオタク同士のLINE電話みたいなものです(伝わるかな?)
僕、話し出すと長くてくどい事に定評があるので、もういいわ!って思ったら気にせずブラウザバックしてください(笑)
では早速行きましょう。
New winding roadの魅力
ソロ曲全部に言える事なんですけど、特典曲はキャストとキャラの強みを活かして融合してひとつの曲に落とし込んでるなぁって思ってて。
とりあえず一つひとつ見ていきますね。
小原鞠莉の軌跡
鞠莉はダイヤ、果南とAqoursを始めて、本当に楽しそうで。でも怪我をして、気が進まない留学をして、2年間も無駄にしてしまったって言葉も言ってしまったり。
winding roadって曲がりくねった道ですよね。
鞠莉は沢山たくさん遠回りをしてきた女の子なんです。
でも、無駄だと思った2年間があったから『理事長』になって浦の星女学院に戻ってこれた。
そして、果南の留学の勧めを断ってしこりが残ったままAqoursを続けていたら、きっとあの時「この空はつながってるよ」なんて言えなかったと思うんですよね。
とはいえ、鞠莉は好んで遠回りをしてきたわけじゃない。
泣いたりもしたし、辛かっただろうし、苦しかっただろうし。でも、その日々は決して無駄なんかじゃないんです。遠回りをしてきたからこそ見つけられた宝物が、言えた言葉があったんです。
遠回りは無駄なんかじゃなく、鞠莉を構成する大切なピースなんです。
千歌の軌跡は虹のように、誰かを導くものかもしれない。
でも、鞠莉の曲がりくねった軌跡はきっと、星座のように意味を持つ。
僕はそう思っています。
そんな彼女が歌うんですよ。
私はこれからも新しい遠回りをしていくよって。いつか語り合えるその日まで、頑張ってみようかって。
痛みは負うかもしれないし、楽しいことばかりではないかもしれない。
でも、鞠莉はきっとそんな困難全部を楽しんでいけると思っちゃうんですよ。
鞠莉は真っ直ぐな道は絶対飽きる。
「こんなんじゃつまらないデース」とか言って。
だから、
道はずっと真っ直ぐ?違うね多分
このフレーズを言う鞠莉は絶対笑顔。
鞠莉は鞠莉だからこそ、笑顔でこれからもwinding roadを歩いて行けるんだと、私は思います。
鈴木愛奈の存在
1番最初のあいにゃを見た時の印象は『歌が上手くて正確な子だな』というものでした。
そこからニコ生やラジオ、雑誌のインタビューなどを通した後では、もちろん持ち前の明るさ、すぐ泣いてしまう人の良さなど、鞠莉っぽさを感じていました。
しかし、僕の中のあいにゃのイメージはほとんど変わらず、頑張り屋のいい子だなぁ…という程度でした。
そのイメージがいい意味で壊れたのが2期1話。
「ごめんねちかっち!てへぺろ」
このセリフの中にたくさんの感情が詰まっていたんですよね。鈴木愛奈の声じゃなくて小原鞠莉の声だと違和感なく思えるほどの演技。
悔しさ、やるせなさ、悲しさを、カラ元気の中に込めたあの言葉を聞いて、僕は鈴木愛奈の何を見ていたんだと自分に怒りが湧く程でした。
彼女の感情が乗った演技はまだまだ止まりません。
2期7話の「浦の星女学院は、沼津の高校と統合することになります」という全校集会でのセリフ。
心が苦しくなるくらい明るいんですよね。顔は写っていないけれど、鞠莉は絶対張り付いた笑顔で心の中で泣いていたと思います。
2期11話の「もう少し頑張れれば…」という閉校祭最後の挨拶でのセリフ。
ここまで浦の星女学院を愛してくれるみんなへの感謝、己の卑下、後悔…
それら全てが込められています。
歌が上手くて鞠莉に似ているだけ(悪い意味じゃなく、この時点で僕には充分素敵に見えていました)だと思っていた声優鈴木愛奈は、本当は鞠莉の気持ちに最大限に寄り添える最高の表現者でもあったんですよね。
そんな彼女の武器である『歌唱力』と『感情表現』が、鞠莉の心情を自分へのエールのように高らかに歌うこのNew winding roadでは遺憾なく発揮されていました。
本当は今すぐ会いたいけど、今は会いたくない。
大好きな場所にずっといたいけど、新しい場所へ行きたい。
そういった相反する気持ちが自然に歌声に溶け込んでいるんです。
感情豊かで、高校生が背負うべきでない責任と重圧を背負い、Aqoursという居場所を愛した小原鞠莉の気持ちを。
そんな彼女のこれからへの決意の気持ちを。
鈴木愛奈はこの5分の中にすべて込めているんです。
それはきっと、鈴木愛奈さん以外に出来るものではありません。
どんなに歌が上手い人がNew winding roadを歌っても、僕はここまで心が震えることはないと思います。
鈴木愛奈が積み重ねてきた時間。
小原鞠莉が積み重ねてきた時間。
この2つが混ざりあって、化学反応が起きて、まったく別次元のものになったんです。
だからこんなにも僕は心が震えているんだと思います。
曲がりくねった道の先に何があるかは分からない。自分の道が正しいかなんてのは走り終わってみないと分からない。
だから彼女たちは、まぶしい光を探して歩き続ける。
この新しいwinding roadを。